土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
世の中には名前も見た目も似ているようで同じではない
そんなモノやコトがありますよね
例えば筆記用具で言えばボールペン。
名前も見た目も同じでもそのインクによって書き味は大きく違いますよね。
普通の油性インクよりも見た目は同じ替え芯なのにジェットストリームの方が滑らかですし、個人的にはぺんてるのなめらかインクが好きとかあるはずです。
ボクが現在活動中でありますインドカレー部もそう。
名前も見た目も同じインドカレーですが、お店によって全然違う。
コーヒーもそうですよね。
お店によって違うではありませんか。
ではスーツはどうなんでしょうか。
名前も見た目も同じようですが・・・
- 仕立屋の本懐
どんな仕立屋もそうですが、名前も見た目も同じスーツなのですが、確かに違う!ということを求めているのです。
ボールペンに興味がなければ、ジェットストリームだろうがなめらかインクだろうが、ただの油性インクであろうが何でも良いはず。
同じように、スーツなんてどうせ使い捨てだし、着れればいいという人からすれば量販店であろうが、トムフォードだろうがオーダースーツだろうがみんな同じに見えるのでしょう。
でも、その違いが分かるわけですよね?
分かるからボクのブログを読んでくださるわけですよね?
そもそも興味がなければボクのブログなんて辿り着くわけがないはずですし。
スーツはスーツでも似ているようで同じではない
そうです。
ボクもそしてこの記事を読んでくださっているみんなもそれを求めているわけですよね。
大きなくくりでは同じではありますが、一人ひとりに合わせて作成するスーツは一つとして同じものはありません。
世界に一着しか存在しない。
そして、本人にしかわからないその着用感。
そしてスーツを気にする人にしかわからないそのシルエット。
それらを物理的、感覚的な差を形として表現していくこと。
まさに仕立屋の本懐かな。
毎朝袖を通した時に笑顔になってくれることを願って、この道を進んでいます。


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