土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
春先に使えるコートの筆頭と言えばトレンチコートでしょう。
ウォーム感のあるコートは流石に使いづらい気候ですが、もう一枚やはり羽織りたい時でもあります。
この時期は寒暖差も結構ありますから、体調管理という意味でも一枚欲しいところであります。
そこで、おススメなのかトレンチコートです!
- 丁度良いトレンチコートが最高です!
全てにおいて丁度良いバランスを整えたコートというのがあります。
・着こなしの幅があるのでオンでもオフでも、どんな服装にもマッチ出来るバランスの良さ。
・保温性を考えたウール系ではなく、コットンツイル素材にして今羽織ることが出来るバランス。
・クラシックなデザインではなく、時代にマッチするシルエットとサイズ感のバランス。
そられを加味して形にするとやっぱりトレンチコートがいい感じになります。
ズバリ、カッコ良いでしょう??
細かい部分は後日ご紹介しますが、このトレンチコートというデザインはこれからも不変のスタイルではないでしょうか。
もちろんバーバリーやアクアスキュータムなど英国を代表するブランドが長年培ってきたからこそではありますが。
そこをクラシックになることなく、時代に合わせてリファインしていくのが仕立屋であるボクの役目です。
服飾は文化ですから、かつての軍用コートのままで良いわけありません。
ましてスーツである必要がなくなった時代ですから、様々な着こなしに対応出来て、且つコートである以上身を守る、つまり自身のプライドや立場をしっかりプロテクトしてくれる安心感も必要です。
これ大事です。
ウインドブレーカーやただのスプリングコートとは違う部分があるということですね。
それらを加味すると現代の今の季節に最高に使い勝手の良いコートはトレンチとなるとボクは感じています。
実はインナーにうっすらと画像に写っていますが、ボクとおそろいのビンテージジャケットを羽織って頂いてこのコートスタイルになっています。
そしてジャケットなしでそのまま羽織ることも出来ます。
パンツは白デニムですが、なんでも合わせられます。
スーツスタイルにももちろんフィットします。
あとオーダーメイドの良いところはこのカラーが選びたい放題ということでしょうか。
その中でチョイスしていただいたブルーも最高ですね!
当日はあえてシャツだけでお越しいただきそのまま羽織ってお納め、お寒いところありがとうございました!!


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