土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
これは今から6年前の2018年に作成したコートです。
ボクは毎年コンセプトを変えてコートを作成していまして、これはその中の一つになります。
改めてこうして撮影してみるとまだまだ現代にも通用する美しいシルエットだよねってことを自分で言うのもなんですがそう感じるのです。
コートはその名の通り一番外側に羽織るアウターです。
一番目立つ服装です。
そしてスーツよりも手持ちの着数は少なく、そして圧倒的に着用年数も長いアイテムでしょう。
実際に着用する期間は寒い時だけですから当たり前ではありますけどね。
ただそれを差し置いてもやっぱり長寿命なのではないでしょうか。
ボクの場合は沢山コートがありまして(苦笑)一着当たりの使用頻度はかなり低くなるというのもありまして、ほとんど傷むことはない状況ではあります。
だからこそではないですが、月日が流れても安心して着用出来ることを考えています。
10年後も安心して着用出来るコート。
それは単純にチョイスする素材もありますが、なによりもシルエットでありデザインのことを差します。
なんだか一昔前に感じる、なにかが違う気がする・・・と思ってしまうとなかなか着用したいという欲求が湧いてこないはずだからです。
それではもったいない。
実にもったいない。
そうじゃなくて、いつでも思わず手に取ってしまうコートがいい。
早く出番がこないかなと待ち遠しくなるようなコートがいい。
自分の身体をしっかりを守ってくれるという安心感と自分の心もしっかり包み込んでくれる抱擁感であったりプライドや自信を与えてくれるコートでありつづけたい。
それがボクが作成しているコートです。
やっぱり今着用してもカッコイイ。
今やスーツを着用することが少なってきた世の中に変化していますが、コートを着ないという時代にはなっていません。
いくら温暖化が進もうが冬は寒いのですから。
やっぱりオーダーメイドコートはいいのです。
真冬用、春秋用などの用途に合わせて揃えておくと確実に自分のステージが上がっていくことでしょう。
とてもオススメです。
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