土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
フォーマルという表現があります。
フォーマルな装い、フォーマルシーン、フォーマルという社交の場が存在し、それらをまるっとひっくるめて全部フォーマルと一言で済ませてしまうことが出来るこのフォーマル。
近いようで縁遠いと感じるけど実は身近に存在しているフォーマル。
ボクは仕立屋さんですので、このフォーマルとは礼装事、礼節を重んじる服装を着用する場と機会と言いましょうか。
そして、それはひょんなことからその場に出席することになるなんてことはありませんか?
その前に事前に準備しておきましょう。
- フォーマルはただ服があれば良い訳じゃない
フォーマルとはその名の通り最上位の礼節を重んじる場です。
フォーマルウエアを着用すればよいわけではないです。
フォーマルな所作、マナー、言葉使いが求められる。
簡単です。
難しいと考えるから難しくなるだけです。
何故ならすでにルールがあるからです。
何もないことではなくすでに決まったことがあるわけですから、あとはそれをなぞるだけでよいのです。
しかも特殊なスキルを求められるとか、技量を求められるわけでもありません。
決まり事をこなせばよいだけなんですから。
それらを含めて事前に準備しておきましょう。
単に礼服を用意してあればオッケーということではないんですよ。
特に所作は大切です。
日頃からクセになってしまっている言動のこと。
テーブルマナーやお箸の持ち方、歩き方や姿勢とかですね。
ルールがあるから簡単ですが、速攻で習得出来るということではありません。
日頃からそれらを身に着けるように、クセにするくらい継続して行い続けないとなかなか身に付かないものです。
時代が時代だけにオンラインに慣れ過ぎたころに、急にリアルなソシアルナイトを過ごすことになったら慌ててしまいます。
シンプルに略礼服を着ることになった時もそうです。
ネクタイの結び方とか、アクセサリーとか、お数珠の持ち方とか、シューズが磨いていないとかね。
ネクタイなんてしなくなって久しいと案外難しいかもしれない。
ディンプル(くぼみ)とかずらしテクニックとかNGもNGですし。
そもそもその礼服はサイズは大丈夫でしょうか?
もしかしたらお腹のボタンが締まらない・・・
虫食ってるやんか・・・
と慌てる前にコンディションを整えるということも含めた準備でございます。
ボクは服飾のプロですから、そのあたりは全部まるっとレクチャー出来ますからご安心ください。
マナープロトコルをマスターしたい時もその道のプロをご紹介しますからね。
ソーシャルディスタンス時代が浸透し過ぎると段々とこのフォーマルから遠のいてしまうように感じます。
適度に復習しておきましょう。
そして本気で困る前に相談しておきましょうね!
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