土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ココアッソのオーダーメイドの価格帯について
オーダースーツという既製服とは違い形が無いモノを手に入れようと思い、ひとたび調べてみると実に様々な情報が飛び交っていることでしょう。
お金をかけたコンテンツもあれば、ステマ的な情報もあり、似たようなキャッチコピーをコピペしただけのサイトや、とても丁寧に分かりやすく説明している記事などが沢山あって何が真実なのかも分かりにくいのではないでしょうか。
そんな星の数ほどもあるオーダースーツに関する検索でココアッソにご興味を持ってくださりありがとうございます。
当スタジオは大資本を投入して運営しているわけではなく、恵比寿の隠れ家的な小さなスタジオにて、パーソナルコンサルティングをしながら世界に一着しかないスーツを作成していく仕立屋です。
予約制にすることによりしっかりをお時間を確保していますので、心ゆくまで奥深いオーダースーツの世界観に浸ることが出来るよう心がけています。
そこで初めてココアッソにてオーダースーツを注文してみよう、初めてのオーダースーツを作ってみたいとご興味がございましたら、最初に気になるのが価格ではないかと思います。
基本的には「価格メニューについて」のページに記載しておりますが、もう少しご説明してまいります。
- 2つのラインに分けています
ココアッソでは大きなくくりで「コンフォートライン」「ハイライン」という二つのラインに区分けしています。
・これは単純に生地の値段の違いでの区分けになります。
ココアッソではご注文を頂き次第生地を発注しています。
限られた在庫の中から選ぶよりも、制限なしの膨大な種類の中から選ぶ方が断然良いですからね。
その時の仕入れる生地は当然値段が違ってきます。
そして、その生地の価格にはグレードがあって、コストパフォーマンスを考えて作成されている生地とコストよりも品質を重視した生地が存在します。
それをコンフォートラインとハイラインという区分けにしています。
・ですので大事なことですが、どちらのラインであろうとも仕立ての品質は全く同じです。
コンフォートラインだからといって手抜きもしないですし、作業場も職人さんも同じですから、よくある値段で着心地やデザイン、シルエットが違うということはありません。
つまりどれを選択しようとも常に同じというわけです。
実はこれが結構大事だったりします。
2着目、3着目に価格違いで注文したらまるで別物のスーツになってしまった。。。
なんて話はこの業界にはあるあるなのですが、ボクは好きじゃない。
信頼してご注文くださるわけですからかけるべきコストはどちらのラインでも同じくかけています。
ということであくまでも生地のクラス分けということになります。
大まかにまとめてみます
・コンフォートライン
現実的な価格帯で織り上げられた生地のラインがコンフォートラインになります。
主にインポート生地(グレード的にはカノニコ・レダあたりが該当します)が多いですが、国内生地(葛利毛織)も扱います。
日々のワードローブの主役になる一着になります。
またジャケパン素材も含めて種類も多く、選びやすいクラスの生地が揃っています。
ネームはありませんが、お得な生地のご用意もありますので、初めてオーダースーツを試してみるにも安心してチョイスしやすいラインです。
・ハイライン
コストを意識して作成している生地ランクとは違う質を求めた生地はハイラインに該当します。
クラス的にはゼニア・ロロピアーナ・スキャバル・ドーメルといったいわゆる一流と評される生地グレードのことを差します。
実用可能な生地における世界で最上と呼ばれる生地はやはりコンフォートラインで作成出来るクラスとは違い、触れた瞬間に上質であることが分かります。
ご予算に無理が無ければ、真のオーダースーツというのが実感出来る一着として仕立ててみていただきたいラインです。
・プレミアムライン
これは今までにハイラインを作成していただいている方を前提にご紹介する特級グレードの生地になります。
世の中には現実的なビジネス用途として着用すること前提にしていないさらにハイランクの生地というのが存在します。
その特級グレードをセレクトしてお仕立てしていきます。
プライドや所有欲を満たす、実用性よりも趣味性や特別なハレの日用の一着になるでしょう。
ココアッソではオーダースーツという形のない一着をお仕立てするにあたり、コミュニケーションが大切を考えています。
疑問点や不安になることをクリアにしていく為にご予約制にして、集中力を持ってご案内をしております。
事前にきになることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
普段毎日更新しておりますブログの通りの性格なボクですから、正直に飾ることなくなんでもご説明いたします。
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