ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オーダースーツと同等かそれ以上に好きなのが毎日欠かせないコーヒーという嗜好品。
今ではインスタントではなくていわゆるレギュラーコーヒーといってボタンポチですぐに淹れたてのコーヒーが出てくる本当に便利な時代ですね。
ボクも毎日どこに行くにもコーヒーは欠かせないといいますか、出先でも無意識にコーヒー、珈琲、自家焙煎といったキーワードを無意識レベルで追いかけてます(苦笑)
もちろん恵比寿にいる時はその場で豆を挽いてペーパードリップを欠かしません。
もうそれが日常です。
あまりにも普通過ぎて気がつかないのですが、人によってはボクは相当な専門家らしいです。
コーヒーに関するご相談も頂くようになりまして・・・
ボクとしてはうれしく思います。
何故ならボクが楽しいから。
好きなことをただ続けているだけなんですけどね。
で、よくあるご質問といいますか、アドバイスをひとつご紹介します。
「プロと同じことをしなくていい」
豆の選定から焙煎具合をみて、挽き具合を確認して、必要なグラム数を導き出し、使う水も栽培地に近い硬度の水を沸騰させずに温度94度で、一杯あたり2分14秒で3~4回に分けて注ぎ切るなどなど・・・
とか、めんどくさいでしょ。
というよりそんなことをしないと美味しくないのか!?
そんなことはありません。
豆の良しあしは味覚として分かりやすいですが、それ以外の工程はそんなにギチギチに考えなくても十二分に美味しいコーヒーを頂けたら十分じゃないでしょうかってお話しています。
要はバランスですよねって話です。
自分のライフスタイルに合ったやり方が最上ってことです。
例えばクルマにしてもSTI(スバルテクニカルインタナショナル)仕様じゃないければダメなのか?
普通のインプじゃダメなのか?
PCにしても、corei9のKナンバーじゃなければ使い物にならないってわけじゃないじゃないですか。
少なくともcorei9なんてボクには無用ですし、かえって熱管理なんて出来ないからマイナス(そもそもモバイルPCにそんな設定無いけど)です。
世の中にはどこまでも真実を追い求めるマニアと言いますか、探求する人、エクスプローラー、トリッカーというような人達がいるのは事実ですが、それが全てじゃないですよね。
コーヒーに関しては自分のライフスタイルにマッチする方法が一番です。
現に誰もがハンドドリップするわけじゃないですし。
先日はどこのコーヒーメーカーが良いかと相談されたので、一番シンプルでメンテナンスも簡単な象印を紹介しましたし。
象印いいですよ。
価格に見合わぬ性能だし、お水を入れるところまでスッポリ外せて洗えるし。
ということで、案外テキトーでも十分美味しいって感じるようになりました。
ボクにとっては居心地の良いひと時を過ごすことの方が何よりも大切ってことですからね。
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 限りある時間の使い方を自分で決めていこう - 2024年10月31日
- 上質さを感じる艶やかな一着 - 2024年10月30日
- シャカシャカ素材がビジネスカジュアル時代の選択肢の一つになる - 2024年10月29日
- 時間という魔物とどう折り合いをつけていくか - 2024年10月28日
- 人に伝えるということは自分も大いに成長させる - 2024年10月27日