ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オーダーコートが年を追うごとに広まっています。
コートこそオーダーがもっともしっくりきやすいアイテムだと思い、ココアッソ創業当時から扱っています。
キチンと魅せつつ、着心地が良い。
快適なんだけど、姿勢が良くなる。
だからずっと着用していたいし、自分の中にあるプライド、自信といった部分が満たされる。
包まれ感、守られ感、安心感が一番感じやすいのがコートではないでしょうか。
- コートって不思議なんですけど、この守られ感は大切です
これは人類が人類が進化するにあたり何かを身に纏うことによって外的要因から身を守るようになった時から、本能的に記憶されているからなのではないかと思います。
コートはもはや日本語として十二分に認知された言葉ですが、あえて日本語にすると外套(がいとう)になります。
防寒を防ぐための外衣です。
防いだり、守るという概念がそもそものコートなわけですね。
それが中世紀の欧州にて様々に派生していき、明治維新と共に日本に持ち込まれ、さらに新たな文化として変化し今に至ります。
現代においては、守るという概念よりもファッションという要素が大きく取沙汰されていますが、安心感、守られ感を本能的に求めていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
特に男性はこの生存本能からこの傾向が強いように感じます。
現代に生きる我々ビジネスパーソンにおいては、苛烈な生存競争の中にいるわけではありませんから(当たり前ですけど)ファッションに行きついても何の問題もないですけどね。
ただ、ボクの扱うオーダーコートとはどういうものかというと、ファッションという曖昧な概念よりももっと本質的な欲求を満たす、まさに外套という立ち位置が一番近いと思います。
分かりやすく言えば、ちゃんとしたコートということです。
雨風を防ぐためだけならゴア社に代表されるような高機能化繊素材が良いですし、単にファッションという意味で楽しみたいならばダウン素材やそれ以外の様々な素材を使ったデザイン物のコートが良いでしょう。
オーダーメイドはそういうコートではなくて、キチンと身を守るコートなのです。
この身を守るというのは、体を守るだけでなくて安心感、つまり内面、心も守るという意味です。
キチンと体にあったコートは驚くほど快適でストレスを感じません。
カシミアやウール素材で仕立てたコートは温かく、いつまでも身に着けていたいと感じることでしょう。
そういうのがオーダーコートなのです。
装いとして成立し、所有欲を満たしてくれるオーダーコート、お早めにご準備くださいね!
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