ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
アートっていいですよね。
ボクはコーヒーが好きだということはもはや周知の事実ですが、実はそれだけじゃない。
アートも好きなのです。
アートといっても何でもありの無差別級だと範囲が広くなっちゃいますが、ボクは特定の絵画が好きなのです。
その中で絵画ならなんでもいいというわけではないのです。
その中で、ボク個人として歴史上最高の画家だと思っているのがターナーです。
リスペクトしているからこそ、勝手にターナーだとか名乗っているわけです。
ジョセフ・マロウド・ウィリアム・ターナー(1775-1851)
英国の画家です。
知らない人は全く知らないけど、知っている人は知っていることでしょう。
今現在の評価は英国史上最高の画家になっています。
ま、細かいウンチク並べなくてもいいですよね。
一つだけ上げるとすれば、恐るべき画力の持ち主だったということでしょうか。
ということで、ターナー展に行ってきました今は新宿の損保ジャパン日本興和美術館にて開催されています。
詳しくはココ←公式HPに飛びます
いいですよ。
ホントに。
ちなみにあのゴッホの「ひまわり」も常設されていますよ。あとセザンヌとゴーギャンもね。
ここは国立美術館ではないですから、いい意味でそんなに人が多くないからゆっくりと鑑賞することが出来ます。
無論今回の作品群は、テート美術館に所蔵されている国宝級ではないラインナップですから、やや小粒です。
しかしながら、そういった一面があったのかという新事実がボクにとっては新たな発見で面白かった。
公式的なストーリーではない、もう一歩踏み込んだ彼の考え方、生き方が見えてきた、そんな感覚を受けました。
やっぱりWEB上のデータ、モニター越しやポスターレベルの印刷ではわからないんですよ。
ホンモノだからこそ心に響く何かを感じるのです。
- 絵画は本物を見たほうがいい
ターナーだろうがなんだろうが、今はスマホで調べればすぐに画像が出てきます。
どんな作風なのか、色彩感覚や空間図形などのその画家の有名どころ作品はだいたい出てきますから、あぁこんな感じねって分かります。
そう、その程度のそんな感じにしか伝わらないんですよ!
スマホやPCのモニターでは。
やはりホンモノを自分の目でダイレクトに見たほうがいい。
繊細な筆使い、走り、息遣い、その絵の中に入り込むような感覚はニセモノでは伝わらないでしょう。
そしてその本物を見た時に感じるその何か、それが結構心に影響を与えるのではないでしょうか。
アートとは人によって響くポイントは様々でしょう。
しかしながら、そのポイントに気が付いた時に受ける影響は結構いい感じになるんじゃないですかね。
ボクは仕立屋さんという形がない状態でお仕事をしている以上、自分の感覚を常に高いところへ持っていくことを意識しています。
センシビリティとか、感性とか、やっぱり時代を理解した一着のほうがカッコいいじゃないですかね。
その為には自分自身の内なるアートな感覚は磨いていきたいですよね。
というよりただ単に好きなんですけどね。
- スーツは単なるモノではなく心に響くアートです
単にスーツと一言で済ましてしまえば身も蓋もないです。
オーダーメイドといえどそれは同様です。
それだと「ただのスーツ」なんですよね。
ボクはそのスーツをもう一歩踏み込んだところにあるモノではなく心に響くアートにしていきたいから今こうして仕立屋さんをしています。
「自分の内面に影響を及ぼすスーツ」というのは確実にその人の行動に影響を与えます。
それが結果として営業支援スーツとなるのです。
ボクはターナーという画家がとっても好きなのです。
絵もその生きざまも全てがリスペクトの対象です。
みなさんはリスペクトしているアーティストはいらっしゃいますか?
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