ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
まだ8月中ととらえるか、もう8月も終わりと捉えるか・・・
都合の良い解釈で現実逃避したくなる頃合いですが、時は無情なほどにどんどん過ぎ去っていきます。
ボクは仕立屋さんということもあり、頭の中はすでに秋冬一色となっておりまして、そこで思うのはやはり触れて気持ち良い風合いはやっぱり秋冬物だってことです。
空調を効かせて涼しい空間だからまったく違和感なく実感出来るのです。
- オーダーメイドらしさはやはり秋冬物
服地には春夏物と秋冬物が存在することはもうこのブログをお読みになられているみなさんは周知の事実かと思います。
簡単に言えば、春夏物は熱や湿度を逃がしてくれることを優先した生地。
秋冬は熱を逃がさない様にすることを優先した生地。
同じウールといった獣毛素材、シルクやコットンなどを使っていてもその性質はまったく正反対の生地ということですね。
そしてその風合いを比べるとやっぱりふっくらした秋冬物のほうが「オーダーメイドらしさ」を感じますね。
触れて気持ちが良いですからね。
そして色柄やその質感はその気にさせてくれます。
オーダーメイドに対する価値観というのは人それぞれですが、間違いなく言えるのは自分の心の中の満たされ感が必ずあると思っています。
世界に一つしかない自分の為に作られた服、ちょっと他人の視線を意識してしまう服、思わず背筋を伸ばしてしまいたくなる服、自慢したくなる服などなど、つまるところ所有欲をくすぐるものだと思っています。
現にボクがそうですからね。
そうれが春夏物よりも秋冬物のほうが分かりやすいし実感しやすい。
そもそも夏はもうスーツを着用しないことが一般的な認識として広まっていますしね。
2019年も秋以降はより加速して時が過ぎ去ってしまうことと思います。
まだ8月だしまあいいかと捉えるか、仕上がりが10月になるかもしれないと捉えるか。
もし後者とお考えでしたら、準備は開始致しましょう。
頭の中がそう考えるだけで、いつの間にか日が暮れるのが少し早くなってきていることに気が付くはず。
今年はどんなスーツで決めてみましょうか。
そんな楽しみを実感しにいらしてくださいね。
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