土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オーダースーツでもスペアパンツ
量販店の既製服の世界ではお馴染みのスペアパンツ付きスーツ。
時代的には理にかなっているのではないでしょうか。
ミニマムな生活が好まれつつある時代において、毎年のようにスーツを使い捨てのように買い替えるという第2次大戦後のアメリカが先導してきた大量消費ブームはもう訪れることはないでしょう。
日本では人口も減ってきていますし。
ライフスタイルとして誰もがスーツを着用する必要がない時代ですし。
公の場でもネクタイすらしなくてもそれ自体に気が付かない時代ですし。
ユニクロでなんでも賄えることが出来る時代ですし。
そんな時代に会って半端なスーツを使い捨てにするのはもう辞めてもいいんじゃないでしょうか。
限られたクローゼットのスペースに自分を高めることが出来るスーツのみストックする。
お気に入りであればなるべく永く愛用していきたいですよね。
そのスペースを有効に活用するという意味ではスペアパンツという考え方はありだとボクは考えています。
もちろんオーダーメイドでもスペアパンツは作成可能ということですね。
- 自分の価値を高めるスーツのみを揃えて欲しい
これはスペアパンツのネタとはちょっと外れてしまいますが、せっかく着用するスーツですから自分の価値を高めてくれる方が良いのではないでしょうか。
仕事の成果を出す為にスーツを着用するわけですよね?
だったらその為のパフォーマンスを引き上げてくれるスーツの方が良いのかなと。
長年仕立屋で本当に多く方を見てきてそう思います。
わざわざ自分を下げる必要なんてありません。
もうそういう時代じゃありません。
大量に投下されたスーツに慣れ親しんでしまうと、それが価値基準になってしまいます。
ボクが作成しているオーダースーツは、オーダースーツの世界でも起こりつつあるこの安価で大量に投下していく既製服の受注生産スタイルとは違う方向になります。
ものすごい高額ではありませんが、そもそものコンセプトが違うので大手チェーン店系、大資本系とは比較出来ないスーツを作成しています。
むしろ色々と手間ばかりを申しつけるようなスーツ作りです。
時間も多めにかかりますし。
そんなボクが作成し続けてきて思うのは、そういうスーツは期待を裏切らない結果になるということです。
愛着のあるスーツは自分のテンションといいますか、モチベーションに繋がる場合が多いです。
結果として自分を律することが可能となり、肉体的な姿勢も仕事に取り組む姿勢も良くなっていくという人を数多く見てきました。
実体験なので間違いのない事実なんですけどね。
そして、スペアパンツの話に戻りますが、例えばボクのように衣裳部屋を用意している人はまずいらっしゃらないでしょう。
限られたスペースの中の一角にスーツコーナーがあるというのが現実でしょう。
そのスペースを有効に活用するならスペアパンツはありですよね。
毎日スーツを着用するということも少なくなりつつあります。
テレワークをはじめリモートで仕事をすることが多くなればなるほど当然ですよね。
それだったらジャケットは一着減らしてパンツを2本にすれば、テレワーク用の服装を用意出来るのではないでしょうか。
色々と御託を並べちゃいましたが、スペアパンツという考え方はプロの仕立屋として、営業支援スーツの考え方として有効ですと言い切れます。
言いきっちゃってますからね。
そこまでこうして発表する仕立屋はボクくらいかもしれないですが、時代がそうなんで事実です。
バンバン数を作成しているお店には絶対に言えない事でしょう。
そんなリアルな事実も余すことなくお話しているのがココアッソスタイルです。
もし、そんな腹を割って相談をしたいかも・・・とお悩みでしたら、一度ぜひお越しくださいね。
少し問題解決の糸口が見つかるかもしれませんよ。
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