土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
春です。
新年度です。
新しいスタートを切るにあたり、服装も変化してくことでしょう。
我々ビジネスパーソンにとっては当たり前のスーツ、たかがスーツですが、されどスーツでもあります。
今日はこれからスーツを着用することになる、またリフレッシュスタートをされる方向けの話です。
それが今回のタイトルです。
ファーストスーツのチョイスがとても大切という話
- ひな鳥と同じように最初に手に入れたスーツが価値基準になる
昔から言われている話として、卵からかえったひな鳥は最初にみた生き物を親と認識するそうです。
もし人間を見たら自分も人間だと思い込むのでしょうか。
それとある意味において似たような話があります。
最初に購入したスーツがその後において自分の価値基準となる場合が多いといこと。
ボクと同じベテランのビジネスパーソンのみなさんは首を縦に振って下さるかと思います。
そうなんです。
そのスーツがどこのなんであろうが、それがその後のスーツライフのベースになってしまう方が多いのです。
良くも悪くのひな鳥と同じ、それが全てに見えてしまうってことですね。
これが何を意味するのか?
自分に合っていないスーツでも正解と認識してしまうリスクがある
ということです。
フレッシャーズのみなさんにとっては選択肢は限られている以上たいしたことはないと思えるかもしれませんが、そんなことはないんです。
極端に安価で手に入れてしまうと、その後もその極端なスーツを買い足していくことになるでしょう。
安価なスーツを否定しているわけではありませんが、残念ながら現代の安価過ぎるスーツは「絶対に守らなければいけない限界品質」を超えてしまったものが多く存在します。
それが普通になってしまうと、もうそれ以上のスーツも同じようなモノにしか感じなくなってしまいますよね。
同じようなスーツなら以前と同じでいいじゃんと。。。
どうしても緊急でやむを得ず購入する必要があるなら良いのですが、それをベースにしてしまうのはリスクでしかありません。
来年以降フレッシャーズの肩書が外れて、後輩が出来るようになった時に困ることになります。
立場や立ち位置が変わると、それにふさわしい身だしなみは必要になります。
それに変えていくことが出来にくくなります。
だからこそ最初の出発点はとても大切です。
ボクは営業支援スーツというビジネスパーソンに特化した仕立屋ですし、それがおススメですと言いたいところ・・・ですが、万人がオーダースーツである必要はないと思っています。
数多ある選択肢の一つに過ぎませんから。
ただですね、自分の将来を見据えたスーツを選んでもらいたいと思うのです。
ただ安価でよい、たまたま選んだスーツで良いというのではなく、キチンとしたプロの意見を取り入れた一着を手に入れてもらいたい。
長年仕立屋をやっているからこその経験則です。
ボクにご相談にお越しになられる方のほぼ100%の方が、この最初の出発点からのズレに悩んでいらっしゃるからですね。
確かにボクのようなアドバイスをするプロがこの世に何人いるのかちょっと分かりませんが(大汗)、最初のスーツのイメージの刷り込みが強すぎる人が多いのです。
プロとして正直に正しく、色柄やシルエット、デザイン、着心地などを含めたトータルの着こなしをご提案すると今までと違い過ぎて、びっくりされます。
ホントに。
ボクは別にマウントポジショントークをするつもりはないんですが、現実に起きているところはそこなんです。
大量に出回っている服装だからこそ、最初が肝心です。
ちゃんとした一着を身に着けてもらいたいと思います。
結果としてその後の人生が大きく変わっていきますから。
ほんのちょびっとプラスしたとしても、その後の十数年のスパンで見たら、むしろお得ですから。
これはリフレッシュスタートされる方も同様です。
今までの価値観で判断しない一着を手に入れましょう!
これが第一歩となりますよ!
もし
もしですが
ここまで読み進めて頂きまして、ボクに興味を抱いてくださいまして、質問などがございましたらどうぞご遠慮なくご連絡くださいね。
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