土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
一昨日、昨日ととても暖かくすごしやすい一日でしたね。
梅の花も一気につぼみから開花しているのを見かけました。
春ですね。
とは言っても今週は再び寒くなる予報が出ていますから、くれぐれも体調管理は万全にしてくださいね。
気温が安定しないと着る服を迷うということはありませんでしょうか。
ボクは仕立屋さんですので、スーツでのお話で言えば、この季節の変わり目に一番適しているのはオールシーズンという生地なのは間違いありません。
ボクも愛用していますが、極めて快適です。
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数年前に作成した私物のオールシーズン生地スーツ
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こんな感じの肉厚感が丁度良いのです。
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クタクタに見えるのはわざと芯地を抜いて作成しているからなんですよ。
昨日位の気温で最高のパフォーマンスを引き出してくれるくらいの肉厚感の生地というバランスです。
これだとさらに多少暑くなっても、また寒くなってもどちらに振り切れようがある程度の紺差をものともしない快適さを維持することが出来ます。
そして、着る服を迷わなくて良いというメリットを大いに享受出来ます。
三寒四温という日本には素敵な表現が存在します。
美しい言葉ですが我々ビジネスパーソンにとってはこの時期の装いをどうするかという解決方法をなかなか見出しにくいのではないかと思います。
- 合物を中心に揃えていくという考え方
一昔前までは、春夏物と秋冬物というくくりが服装の基準の一つになっていました。
勿論今でも基本ではありますし、ブランディングという自分の価値基準を浸透させていくにあたっては必要な切り替えになります。
そこを少しズラしてみるという手もありなんです。
ボクがココアッソを創業した時からずっとご紹介しているオールシーズンというのはそこがポイントになっています。
夏はもうスーツを着ないのが当たり前になってきました。
温暖化の時代でもありますし、フルアーマースーツスタイルで夏を乗り切ろうとする方がドン引きされてしまいますからね。
それでもこの時期はスーツがビジネスにおいては威力を発揮するのでしたら、迷くことなくむしろハイパフォーマンスを引き出してくれるほうが良いに決まっています。
夏前までが最適なスーツ。
前世紀において日本では合着、合物(あいもの)と呼ばれていたこの中途半端な立ち位置にあるオールシーズンスーツが現代は一番ヘビーローテーションで活躍出来る。
そろそろ揃えておきませんか?
おススメです。
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