土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
バイデンさんが第46代アメリカ合衆国大統領に就任しました。
ずいぶんと騒がれていましたからある意味では歴代大統領の中でも知名度は相当上がったんじゃないでしょうか。
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御年78歳にしてあの姿勢の良さは凄いと思いません?
そしてもちろんスーツの着こなしも。
スーツってこうやって着るものなんだぞって世界に知らしめていると思いませんか?
スーツスタイルは国家、人種や民族、価値観の違いを超えて世界中で唯一信頼される服装です。
もちろんスーツ以外にも多様な服装はありますし、認められています。
それでもそんな垣根を越えて間違いのない服装は世界を見回してもスーツスタイル以外ありませんよね。
だからバイデン大統領もスーツではないでしょうか。
では、もしバイデンさんがそれ以外の服装だったら?
- もしスーツ以外の着こなしで就任の場に現れたら?
ポリティカルな内容はボクの分野ではないのでそこは他の人に任せるとして、その着こなしのことについて。
もしスーツ以外の何かを羽織ってきたらどうなるのでしょうか?
というより想像できますでしょうか?
特定の意志を感じさせる民族衣装、宗教色のある服装、ラッパーみたいな服装、ただのオジサマにしかみえない服装などなど。
公の場にそのような恰好で姿を見せることは無いでしょうし、そもそも普段からスーツしか着用していないのではないでしょうか。
ほぼ毎日が公務になると思いますので。
では、なぜスーツを普段から着用していると思いますでしょうか?
スーツスタイルはそれ自体が完成されたブランディングだから。
そう、ブランディングそのものなのです。
スーツ=完成されたブランドなわけです。
これ気が付いていらっしゃる人が何人いるでしょうか?
全人類がもうすでに顕在意識の奥にある潜在意識にそのように刷り込んでいるのです。
スーツスタイル=信頼される着こなしということを。
だからスーツを着用するということはすでに信頼に値する人間であることを周りに認めさせているということなのです。
こういうのをブランディングといいますよね。
いちいち説明する必要もないくらいに人類の潜在意識に刷り込まれているスタイルがスーツなのです。
- スーツスタイルに自信を持とう!
このコロナ禍において我々スーツを着用する側のビジネスパーソンを取り巻く環境は決して良好とは言えないのは間違いありません。
でもね、これも考え方を変えたら結構プラスになるんですよ。
前回も書きましたけど、スーツ=完成されたブランディングを効果的に使うだけで効果が出てくるはずです。
ぶっちゃけた話、ちゃんとした着こなしを実践している人なんてプロのボクから言わせれば100人に一人もいませんよ。
完璧な人なんてそれこそ1000人に一人くらいでしょうか。
それだけ正しいスーツの着こなしを実践している人は少ないということです。
誰でもバイデン大統領のようなスーツスタイルは出来るのですから。
だってスーツを着用しているわけでしょ?
あとは正解をチョイスすればいいだけなんですから。
その正解とは、姿勢や所作といったしぐさであり、物腰であったりといった何気ない振る舞いと、ボクがお伝えしている装いです。
場に即したスーツを着用すること。
ネクタイといった小物まで考えた気配り、心配りがあってはじめてスーツという強力なブランドを活かせるわけです。
それはほんのちょっとしたきっかけで即変わりますし、そもそも普段のスーツスタイルなんですから簡単じゃないですか。
ぜひ、身に付けていきたいところです。
スーツスタイルに自信を持って2021年をより良く過ごしていきましょうね!
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