土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
いつの間にか夏を感じることはなく、秋が深まっていくことを無意識に受け入れている頃合いではないでしょうか。
今年は暦通りに季節が変化しています。
単純に仕立屋さんとしてはいつまでも暑いままだと困ってしまうというのはありますが、それだけではなくその移ろいゆく季節の変わり目を感じる心を持っておきたい。
持つというよりも忘れないようにしたいという表現の方が正しいでしょうか。
今年は日本だけでなく世界中の人々の暮らしが、生活が、生き方そのものが変わってしまいました。
思い出してくださいね。
春には緊急事態宣言が出されていたことを。
都心から人がいなくなったことを。
電車がガラガラで快適だったことを。
さすがにずっとそのままでいられるはずもなく、最近はビフォーコロナ時代と同じとは言いませんが、人の流れ、動きはかなり戻っているように感じます。
それが良いか悪いかではなく、それが人だということです。
未だ自粛されていらっしゃる方からすれば許されざる行為かもしれませんが、ボクも生きていく為には動かなければなりません。
誰もがそうなんじゃないかとボクは感じている。
世の中オンラインだけは生きていけない。
十二分に注意をすることは前提ですが、当然の流れだと思います。
そうなると当然バタバタしていくるはず。
ボクもそうですけど、忙しさに忙殺されて気が付けば年末になっていた・・・という毎年恒例の行事のような生活になっていませんでしょうか。
そんな時はちょっとでも良いので、季節を感じられる時間をほんの少しでもよいので作ってみる。
空気を感じるようにしてみる。
ほんのわずかな数分でも思いのほかリフレッシュ出来ません?
ボクもちょっとだけお散歩することが出来まして、その時に感じたのは概ねそんなことです。
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