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本格的じゃなくて本物です

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

本格的じゃなくて本物です

個人的な印象なのですが、本格的と本物って全く別物のような気がしてなりません。

気が付いたのは学生時代あたりでしたから、もうずっと意識していることでもありまし、ずっと以前にも同じようなことを記事にしているような記憶もあるのですが、最近このフレーズが目に入るのです。

本格的ってなんだか本物じゃない感がするのです。

入門、エントリー、コストを抑えたけどそれっぽい、ちゃんとしています的、本物に近いよ的なニュアンスではないかと。

一般的な認識としての本格的という表現は概ねこのような意味合いではないでしょうか。

ジャンルとしては間違っていないし、誰しもいきなり本物は大変ですから、まずはお試し的なポジションは存在してしかるべきではあります。

しかしながら・・・

どうも本物っぽくない。

インスタントとドリップはやはり違います。

 

オーダー業界も同様に本格的が蔓延しています。

良いのですが、まるで本物のような表現をしている本格的も結構増えてきました。

これもダメではないんですが、本来存在している本物の価値を足を引っ張りつつ、そのランクに同化させようとしているんじゃないかと思えてなりません。

マーケティング的には大きなコストをかけイニシアチブをとる手法としてはセオリーなのかもしれませんが、あんまり荒らしてほしくないんですよね。

このオーダースーツ業界は。

既製服の世界もそれで壊滅に追い込んだのは他でもない自分たちなのですから。

自分で自分の首を絞めるような本格的というフレーズの乱発をするよりも、ちゃんと説明してご納得の上でお求めいただけるようにしてもらわないと、段々やりにくくなると言いますか、本物を作成している側としてはより説明が大変になるという・・・

時代は益々混沌としたカオスになり、どの業界も本格的と本物の見分けがつかなくなっているような気がします。

狭い世界になってしまうのですが、ボクのような本物を扱う仕立屋さんもまだまだおります。

そして時代に合わせて進化させています。

確かにお手軽さや利便性、コストは本格的にはかなわないのですが、モノの価値は当然として、それ以外形ではない部分を大切にしています。

手間はかかりますが、その手間を楽しんでいただければ本物に勝るものはないかな。

というただの独り言でございました。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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