土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
東京の緊急事態宣言がいよいよ解除となる決定が本日25日に行われるとの報道がありましたが、もし解除されたとしても引き続き自粛のお願いが続くでしょう。
そして全てのビジネスパーソンが完全なテレワークというわけにはいかないかと思います。
物理的に移動をする、社内で物理作業をするなど誰かがやらねばならないことってありますからね。
本当にご苦労様です。
そしてこの時期からは毎年恒例のクールビズという夏季の軽装期間に入っていきます。
すると現実的な話として、目立つのです。
少なくともボクは気になってしょうがない事があります。
急速にオジサマに見えてしまう人
なぜなのでしょうか?
- 今まで目立たなかった普通のスーツがかえって目立つ時代
長期間の自粛やテレワークをはじめとするビジネス環境の変化によって誰もが見える世界ぎ変わってきたからではないでしょうか?
今まで服務規程を理由にして、制服化してしまったビジネススタイルというのが、逆に目立ってしまいます。
今までのスタンダードビジネススタイルがむしろ目に留まると思いませんか?
いかにもオジサマに感じませんか?
かつてはそつなく事なきを得るスタイルが必要な時代もありました。
あいまいなことが最良だった時もありました。
立場立ち位置的に必要な状況は今もあるでしょう。
それ以上に世界は変化しています。
もうただのスーツは必要ないのかもしれません。
横並び一列の見分けのつかない着こなしは良くない意味で目立ちます。
もっと自由にしていいでしょう。
だってそういう環境になっているじゃないですか。
それを推奨していくことはもはや時代そのものです。
旧幕府軍と薩長土肥連合軍といってもいいかな。
時代を変えたくない壬生の志士達ご先祖様には申し訳ないですが、今がその時なのは間違いありません。
今後も益々働き方は変わっていくでしょう。
そして、いつかはアフターコロナになるはず。
その時にはもうビフォーコロナ世代なんて言われちゃうかもしれません。
それだけ服飾は時代であり、文化なんです。
かつてジオン・ズム・ダイクンが提唱した新人類(ニュータイプ)には誰もが覚醒するわけはないでしょう。
かといっていつまでもオールドタイプで良いわけはありません。
ニュータイプでなくてもそれに対応した生き方をすれば良いじゃないないでしょうか。
今までのスーツではないスーツのあり方はもうすでにあります。
実際にその人たちが時代を動かしていますからね。
そんな新時代の着こなしのご提案をしています。
どうぞご相談くださいね。
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