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タキシードは夕方以降に着用しよう -フォーマルは時間によって使い分けるのがマナーです-

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

タキシードというフォーマルウェアがあります。

これを着用する人はそう多くは無いでしょうし、実際に着用する機会があったとしても多くの回数を着用するマイスターはあまりいらっしゃらないかと思います。

しかしながら誰もがこのタキシードという言葉は知っています。

面白いことに知っているようで知らないのがタキシードでしょう。

実はマナードスタイルの基本として時間管理が必要なのはご存知でしたでしょうか?

 

  • フォーマルは時間によって使い分けるのがマナー

そう近代のフォーマルウェアには時間によって着用すべきスタイルが違うのです。

ですから正装としてタキシードを一着新調しておけばもう安心というわけではございません。

つまりタキシードがNGな時間帯というのが存在します。

逆言えばタキシードが必須の時間帯もあるということです。

日本においては時間によって服装を変えるという文化が無いためにイマイチピンとこないかもしれませんが、この近代マナーを確立した欧州、その中でも特に英国には昔から存在していた文化なのです。

フォーマルを必要としないシーンでは不要ですが、もしドレスコードがブラックタイとあったならば、それは正装を意味します。

そしてそれはタキシードということになりますね。

では少し遡ってタキシードの生い立ちから見てみましょうか。

 

  • 元々はスモーキングジャケットだった?

19世紀までの英国では朝の散歩用、昼食用、午後のお出かけ用、そして夕食用、さらに夕食後のくつろぎ用と、いちいち服装を着替えていました。

まったくもってめんどくさい習慣ですが、当時の貴族階級では当たり前だったのです。

またその当時はスーツやジャケットと呼ばれる今の時代の上着は存在せず、みんなコートのような気丈の長いものを羽織っていました。

くつろぐにはちょっと面倒だったわけですね。

1850年少し前あたりでしょうか、そんなコートみたいな着丈をある時バッサリカットしてみたら実に快適だということに気が付いたのです。

流石に最初はそれで表を歩くわけにはいかず、どこで着用する用にしたのかというと、夕食後のくつろぎタイムでした。

そこでは女人禁制で紳士たる振る舞いとかなくリラックスしていいひと時だったんですね。

それを当時はラウンジジャケット、そして当時はジャケパンが基本だったのを共布で作り始めてラウンジスーツと呼びました。

それがいつしか表舞台に登場して現代の我々が知るところのスーツになっていきます。

え?

タキシードは出てこないって?

実はタキシードもこの流れの中から派生して生まれたのです。

食後の喫煙タイムというのがありまして、これまたその為にわざわざ服を着替えるという文化があったのです。

それをスモーキングジャケットと現代の解釈ではそう呼んでいます。

まったく本当にめんどくさいですよね。

そのスモーキングジャケットというのはあくまでもたばこを吸う為だけに存在していたわけですが、当時独立宣言をしたアメリカという国がありまして、新しいエネルギーに満ち溢れたフロンティアでした。

そんな国のディナーパーティにある時そのスモーキングジャケットをそのまま着用して現れた人がいたのです。

さすがに当時の人もビビりましたが、そのうちみんなが真似するようになり、それがディナージャケットという名前になり、そしてそれが最終的にタキシードに変貌していきます。

ということで、タキシードを着用してよい時間はディナータイムのみということになります。

ここで感の良い人はお気づきでしょう。

日中の正装がなぜモーニングコートなのかを。

そう元々19世紀の紳士の服装であるロングコートにコールパンツがそのまま日中の正装として現代に受け継がれているのです。

そして夜のフォーマルウェアはタキシードとなっているということですね。

 

  • 本当の夜の正装はテイルコート

実はタキシードはその成り立ちから正式には準礼装といってモストフォーマルではないというのが正しい解釈です。

本気の正装はテイルコート(燕尾服)になります。

もっとも現代に燕尾服をドレスコードとする環境はもはやほぼ存在しない為にタキシードが正装としての地位についているというわけです。

 

  • まとめ

たまに娯楽番組などを見ていると昼間ロケでもタキシードを着用しているなどがありますが、あれはあくまでもバラエティーだからこその演出であって、我々はNGだということを覚えておいてください。

また夜に開かれるご子息の披露宴などにご出席される場合は間違ってもモーニングは着用しないようにしたいですね。

万が一日中からまたいで長時間に及ぶ場合はモーニングとタキシードの2セットが必要になっていきます(汗)

そのような時間による着替えなどの習慣を無くしたのが略礼服、つまり日本で独自に開発されたフォーマルというわけです。

欧州圏のフォーマルマナーというのは定義も習慣も日本とは全く違います。

主催者が誰かによってその求められるマナードスタイルは当然変わってきます。

もし海外主催者であったならばそのあたりの着こなしは注意が必要ですね。

また国内の楽しむパーティであるならば、少し遊び心があっても良いでしょう。

そのあたりの着こなしにお悩みでしたらいつでもご相談くださいね!

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土方 洋
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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