ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
8月に入りましたね。
本格的な夏休みなこの時期、街は普段とは違う人波が見受けられます。

100年に一度の大改革中のこの街はどんどん変わりますが、なぜか人波はいつも通りですかね。
お休みなんですから当然何ですけどね。
- 働き方改革は進んでいますか?
今年はお盆休みが結構長くなる企業が多いのでしょうか?
少なくともボクのカテゴリであるアパレル関連は結構長いお休みを取るところが多いようです。
せっかくお休みするんでしたら、暑さに負けずにガンガン思い出作りましょう。
我々ビジネスパーソンにとって夏は儚い夢みたいなひと時でしかありませんからね。
そして!
お盆を過ぎたあたりから本格的にわさわさしてくることでしょう。
今から煽るわけではありませんが、秋以降の準備も同時進行で進めておくのをオススメします。
働き方改革が施行されて、今のところ色々と試行錯誤をされているかと思いますが、それは単に仕事の仕組み変えるということだけでなく、その人の生活、もっと言えば人生のあり方を変えていくはずです。
というより変えていかねば労使ともに疲弊していくだけです。
その為にはより効率の良い働き方、洗練されたビジネスが求められるはずです。
同じことをしていながら、労働時間を削減しようがないからです。
もうどこも削りようがないですよね。
根本的な解決は今までの時間的、メンタリティ的な仕事観からのシフトチェンジではないかというのはボクが論じるまでもありません。
ボクは服飾のプロとしてこの変化にどう対応していくかと問われれば、今までと同じ服装習慣を変えていくのを推奨しています。
クールビズ?
ポロシャツでOK?
ジーンズも大丈夫?
なんて低レベルな投げかけはもう無意味なのです。
要はその人にとって必要な服装がなんなのかを見極めない事には先に進めないのです。
ただ環境省が推奨しているからと役員会で勝手に決めて、あとは下に丸投げするという従来通りの悪しき習慣ではこれからの時代のビジネスは変えられないのです。
伝わってますか?
自分が決めなきゃいけないのです!
そう経営者自らがその思考から行動に至るまでのすべてのプロセスを改革しなければ働き方なんて変わりません。
その為の服飾を自ら実践し身に着けましょう。
こんもんでいいだろう的な今までの価値観での妥協、自動思考的な変化は本当の意味での変化とはいいません。
既存の価値観という上から目線では人は変わりません。
膨大な人数のお見立てをしてきたボクだからこそ断言出来ます。
その価値観そのものを変えるくらいに服飾について本気で取り組んでもらいたいし、現実にすでに取り組んでいるところはございます。
そしてその差は確実に現れてくるはずなのです。
働き方改革はまだ始まったばかりですし、最初の夏休みとそして本格的な秋はこれからです。
ちょっと話が大きくそれ気味になってしまいましたが・・・
服飾は文化そのものですから、数年後には確実にそれも気がつかない内に変化しています。
特に今は100%過渡期ですから、早めにその変化している文化を理解し取り込んでおいた方がお得なのは間違いないでしょう?
と、夏休みはしっかり取り、そしてその先の為の準備も進めていきましょう。
ここから年末まで加速していくはずですよ!
でも、夏休みですからね!
のんびり休養もしてくださいね!


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