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出張先でズボンプレッサーは使わないでください!そしてその対策も!

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

ズボンプレッサーをご存知でしょうか?

自宅で使っている人はそんなに多くはないと思いますが、出張先のホテルなどには必ずと言っていいほどこのズボンプレッサーが設置されています。

仕立屋さんとして申し上げますね。

出張先では使わないでくださいね!

 

  • なぜズボンプレッサーは使ってはいけないのか?

ボクは出張先でこれを100%使うことはありませんし、今申し上げた通り使わないようにしてほしいと思っています。

その理由を二つ申し上げておきます。

・キレイに仕上がりません

そもそも現代のスリム系のパンツないし、最近増えてきているタック(プリーツ)入りパンツでは構造上無理があるので、キレイな折り目を付けるのは難しいでしょう。

第一出張の時にしか目にしないようなガジェットなのですから、使いこなせるようになるとも思いません。

そのキレイに仕上がるかどうかもわからない折り目の為には、相当な時間を要するでしょう。

出張中のその時間は他に回した方がよいのではないでしょうか。

 

・テカリの原因になる可能性が高い

現代の生地は前世紀のものと比べて別物のような繊細でデリケートに織り上げられているものが多いです。

特にボクのように仕立屋さんが扱うイタリア生地などの甘撚りの2/1織り(艶があって滑らかな生地のこと)は熱でテカリやすいです。

全ての織物ががテカるわけではないですが、ボクならいざしらずその判定が出来ないのであれば、無理してこれを使わない方が安全です。

テカると元に戻りませんからね。

 

  • では使わない為にどうするのがベストなのか?

使わないのが良いのは分かったから、その対策はないのか?

答えはあるんだろうね?

となりますよね。

ということで、ボクがおススメする解決策です。

・パンツハンガーで逆さづりをする。

事前にプレスをしてあるのであれば、パンツのすそを上にして部屋にあるパンツハンガーで逆さづりで休ませるのがまず基本です。

パンツそのものの重みでしわと折り目の回復を図りましょう。

二つ折りでは膝裏のシワは伸びませんから注意ですね。

 

・そもそもシワになる、折り目が消えやすい素材のパンツを出張で使わない

世の中にあるすべての生地がデリケートであることはなく、シワになり難く、折り目も消えにくいものも存在します。

出張することが元々お仕事上の既定路線なのであれば、それを見越して生地をセレクトするのがベストでしょう。

何が何でも柔らかい生地でなければならない理由はないはずです。

また折り目が消えうるようなサイジングも注意したほうが良いでしょう。

パツパツ過ぎるパンツはお分かりだと思いますが、消えやすいですよね。

 

・移動用とビジネス用のパンツを分けて用意する

これはボクが使いやすいと思う方法です。

着替えることが出来る環境がなければ成立しませんが、それが可能であるならば、移動とビジネスは分けた方がよいでしょう。

もっともジャケットも含めてもう1セット用意するのは持ち物が多くなってしまいますので、一ひねり考えたスーツないしジャケパンがおススメです。

つまりジャケパンとしてサマになる素材とデザイン、そしてもちろんスーツの装いとして成立するようにジャケット、パンツを揃えると驚くほど快適になるはずです。

飛行機や新幹線で長時間移動でも問題ないですからね。

 

・ほんのり裏技として折り目の消えにくい加工を施す

折り目加工というのは既製品ではすでに一般化していますし、クリーニング屋さんでも後加工が出来るところも多いです。

オーダースーツでももちろんこの加工が可能です。

色々な加工方法がありますが、ボクが信用するのはシロセット加工のみです。

シルクタンパクを使った安全な加工で、AWI(ウールマークカンパニー)が商標を持っているので信頼性は高いです。

ただし、全く消えないということではなく極端な話最終的にはほぼ消えていきます。

その後のアイロンプレス時にそのプレスする場所が分かりやすいくらいに考えておいたほうが良いでしょうし、この辺りはみなさんもすでにご存じでしょう。

なのでボク的にはそんなにオススメはしていませんが、裏技として加工するのも手です。

 

・どうしても折り目が消えて欲しくない時

全くオススメしませんが、折り目部分を縫い込むという手もありますし、一部ではそれをウリにしているところもあります。

これだと絶対に消えないというより縫い目が残ります。

ただしボクはお勧めしませんけど。

 

  • そろそろまとめ

ズボンプレッサーというガジェットは至れり尽くせりが気質の日本にしかないお節介ガジェットです。

もし、使いこなしているマスタークラスなら止はしませんが、そうではないのであれば使わないほうがよいでしょう。

むしろそれを使わないでも100%パフォーマンスを引き出せる装いを準備しておきたいですね!

悩んだらボクまで相談してくださいね!

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土方 洋
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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