ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
平成も残すところあと一か月を切りました。
今日の昼頃には新元号が発表されるのでしょうか。
新しい時代が間もなくやってきます。
昭和から平成に切り替わるころはまだ10代で、学生をしておりました。
当時はまだバブル経済という言葉が歴史に刻まれる通り、まさに狂乱の時代だったのではないでしょうか。
ボクが学生生活から就職という社会の一員になるちょうどその時にそのバブル崩壊がありました。
もっとも当時はまだそれが何なのかを理解していませんでしたけどね。
ただ間違いなく言えるのはボクの人生において進むべき道が模索しながらも決まり、今に至っているもっとも大切な時代だったと思います。
今ある自分の中にある価値観や倫理観、道徳観は10代後半から20代で培ったものが大きいと自覚しています。
そんな一時代が終わりそして新しい時代がやってきます。
こうして時代の切り替わりを経験させていただけるタイミングに生まれてきたことに本当に感謝ですね。
とはいってもココアッソはこれからも基本は変わりません。
時代が変わろうとも、服飾文化が変わろうとも、装うという意味は同じです。
時代と共にそのアプローチが変わるだけで、その本質そのものは変わりません。
人が人である以上、衣食住の一番最初にくる衣はもっとも大切な要素だと思っています。
装いうことによって安心、自信、自己の尊厳、プライドを守り、自分を表現することが出来る。
バブル期に発生した大量生産のモノ余りの時代から、よりパーソナルな装いの時代に変化しているこの流れはこれから益々加速していくでしょう。
AIの進化が加速しているからこそ、益々人と人との繋がりが大切になっていると実感しています。
なんでも自動化させる時代だからこそ、パーソナルスタイルをサポートするボクの仕事は益々重要になっていく。
その為にボクはあえてアナログなコミュニケーションをしっかりとりながら、且つ服飾という文化の変化にキチンと対応していく感性を磨きそれをしっかりお伝えしていきたいと思います。
それをカタチのあるスーツとして今年新型も作成し、また従来のモデルも微調整しています。
区切りとなる新しい時代の幕開けに、そろそろ新しい一着はいかがでしょうか?
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