ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ハリのある英国生地か、柔らかいイタリア生地か?
- 一般的に世の中に出回っている欧州産の生地の多くは主に英国とイタリアでほぼ占められています
正確な生産国でいえば英国産と言いつつ実は他の国であったりはするのですが、ほぼこの2か国に絞られます。
最終的なフィニッシュが英国であるだけってこと。
そして、これまた一般的なイメージでは、英国はハリコシ感がある生地で、イタリア生地は柔らかい感じがするって思われているはずです。
確かにそうなんですよ。
全てではないんですが、だいたい当てはまります。
- お国柄からくる文化の違いもありますが、それ以上に生地を織り上げるコンセプトが違います
だから織機が違うし、使う糸もちょっと違うのです。
ちょっと難しいことをいうと単糸、双糸、3子糸(みこし)といって、使う糸の種類によって仕上がる生地の風合いは大きく変わります。
巷に溢れているSuper表記とはまったく違う意味なんですけどね。
さらに言うと、その単糸だろうが、双糸だろうが、その糸の太さによっても大きく仕上がりが変わります。
糸の太さを、番手と言います。
例えば、50番手の単糸と100番手の双糸では、見かけ上は同じくらいの太さの糸になるってことです。
あくまでも例えですよ。
さらにさらに言っちゃうと、その糸のスピニング(撚りをかける度合い)が甘いか強くするかによっても大きく変わります。
話が脱線してきたので、元に戻しましょうか(苦笑)
主に英国の生地は、ハリ感を出すように織り上げているとことが多いし、イタリアでは柔らかくしたいのでそうように織り上げているのです。
もちろんイタリアでもパリパリの生地を作っているところもあるんですけどね。
さてさて、
ハリ感のある英国生地か、柔らかなイタリア生地か?
みなさんはどちらがお好みですか?
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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。
独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。
土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。
オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。
ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。
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