ターナー(土方)です。
今日は、「色を拾う」ってことを書いてみたいと思います。
ボクはオーダーメイドスーツをお仕立てしていますが、ただ単に仕立てているわけではありません。
「営業支援スーツ」がキーワードです。
成績を上げていただくことが目的です。
その為には単にスーツだけでは成立しないのですね。
一言で言えば、コーディネートのことです。
今までは、なんとなくこれでいいかな?って組み合わせていたかもしれません。
そこに、ほんの少しだけ意図的に、相手の、その場の心理に作用する色の組み合わせをしてみる。
たったそれだけで、好感度が上がり、評価が上がります。
と、いうことなんですね。
ファッション業界ではこの季節が一番楽しい季節であり、
リアルなビジネスの世界ではそれを活用している人がいらっしゃいます。
それが有効な手段だと理解されて実践されているんです。
前置きが長くなっちゃいましたね。
以前から何度かお話しておりますが、ビジネスにおいて必要なスーツの色は、ネイビー、グレイの2色です。
この2色だけあれば問題ありません。
ファッション誌では今年はブラウンなども仕掛けていますが、現実的ではありません。
まずはこの2色をブレずに揃えていくことをオススメします。
今日はグレイの合わせ方の一つをご紹介。
グレイは色の色相環に無い色です。
つまり無彩色にカテゴライズされます。
明度と彩度で表情を変えることが出来るビジネスにおいて非常に優秀なカラーです。
簡単に言えば、使いやすいってことです。
カラーコーディネーターさんに頼ることなく、人によって合う合わないがありませんから、選んで間違いがないのがグレーと言えます。
と、小難しいことは置いといて・・・
画像で説明してみましょう。
非常にビジネスに使いやすいバランスの色合いになります。
ここで、合わせるシャツの色がポイントです。
「色を拾う」
グレーの場合はこれを意識してみましょう。
よく見るとわかると思いますが、ストライプの色味にラベンダーが入っていることがお分かりいただけるでしょうか?
これを有効に使うと、イメージがよくなります。
今回はシャツのストライプに使っている色を合わせます。
こういうのを、色を拾うって言います。
一見さりげないことですが、対面される相手からは無意識のうちにセンスがある人という認識が刷り込まれます。
ギラギラにいやらしくするのではなく、さりげなく色を揃えてあげるのがポイントです。
無彩色のグレーだからこそ、ちょっとしたコツが差を生み出すのですね!
もう少し付け加えると、夏っぽい原色の色より、少しスモーキーな感じの色目がオススメです。
季節感出ますでしょ?
ほんのちょっとのコトですが、対面する相手からすると、そのちょっとしたことが好感度に繋がっていきます。
もし自分がその相手でしたら、そう思うと思いませんか?
ぜひ試してみてくださいね!
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