土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
なんだかんだで利用しているむさしの森コーヒーです。
ここのブレンド珈琲は少し前に流行ったサードウェーブ系のコーヒーではなく、どちらかということ昔ながらの喫茶店をイメージしたような深みを強調したテイストです。
それがマグカップでたっぷり注がれていますから満足感は高いです。
フローラルな酸味が好きな人には合わないかもしれませんが、ほとんどの日本人の味覚には合うのではないでしょうか。
ガストなどのすかいらーくグループのドリンクバーのコーヒーとはちょっと違うちゃんとしたコーヒーのような気がします。
やっぱり思うのは昔から親しまれているというのはとても大切な要素だと思うのです。
安心感であったり、親和性という日常に溶け込んだ感覚があるからです。
時代は常に新しいこと求めている中で、立ち止まっていては衰退を意味する的な考え方があるのもわかります。
実際にボクも常に新しいオーダーメイドを模索し、研究はしていてそれを形にしてきています。
世の中は起業ブームですし、実際にスタートアップ企業が数多く生まれていてそこに多くのお金が動いています。
アパレルの世界ではまさにトレンドという言葉がありますからね。
これは革新とはちょっと違いますけど、ずっと同じではないということの意味では同じです。
ただ、それだけがすべてにおいて最優先するべきことなのかと言われればそうではないのではないかとも思っています。
歴史に裏打ちされてきた文化や思想、趣向という安定は大切にするべきでしょう。
安易にたまたま時代の波に乗っているだけでそれらを見下すようなことはしてはいけない。
結局そんなことをしていたらすぐに次の波がやってきて流されてしまいます。
長年愛されてきたということにはちゃんと理由がある。
言語化できない何かがある。
それらを紐解きどのように継承し、発展させていくか。
安心であり、心が落ち着くことと新しい高揚感をどのように両立させていくか。
何気ない一杯のコーヒーからもいろいろな気づきがありますね。
本当に世界は面白い。


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