土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
礼服を作成する際にオススメしているオプションがあります
アジャスター以前から定期的にお伝えしていますが、このウエスト周りを簡単に調整することが出来るアジャスターは非常に便利ですので礼服を仕立てることを検討されていらっしゃいましたら是非ご記憶しておいてください。
- 買い替えることがないのが礼服
スーツとは比べ物にならないくらいに長期にわたり所有し、着用することが求められるのが礼服です。
それがなんであれ一度所有することになると、よほどのことがない限りまず買い替えることはないでしょう。
ボクもこの道30年以上経験をしていますが、礼服を定期的入れ替えるという人はいまだ見かけません。
職業柄使い倒す必要がある場合を除き、圧倒的に着用回数は少ないのが礼服であり、それが当たり前なのです。
生地が傷むことはまずないでしょう。
それでも虫食いや汚れを放置してしまいシミになるなどのトラブル以外に買い替えることになる一番の理由はなんでしょうか。
サイズが合わない
もうほとんどの理由がこれに該当します。
服飾は文化ですから、その時代のあるべき礼服が現代に通じるかどうかという点においてのサイズが合わない場合と、純粋に体型の変化による着用限界を迎えているという二つの点に分かれますが、アジャスターはその後者の問題を抱えている方に特におすすめです。
当然ですよね。
お腹回りが合わないのであれば、パンツを履けないわけですから。
体型が変わりやすいということがある場合にとても助かります。
ちなみにボクの私物の礼服もこのアジャスターを取り付けています。
非常に助かっています。
ボクは結構体重の増減がありまして、その時々で結構ウエスト周りが変わっています。
そんな時に簡単に調整できるのです。
そして、最近はすくなくなりましたが、正座をする、胡坐をかく状態になった時にも簡単に広げたりすることが出来ます。
クルマの運転も楽ですしね。
デメリットはなく、メリットしかないという数少ない優良仕様です。
既製品ではもはや標準装備になっているこのアジャスターですが、オーダーメイドでももちろん取り付け可能です。
礼服は何もない時に用意しておくことをおススメしています。
もしオーダーメイドで礼服をご検討されていらっしゃいましたら、このアジャスターも合わせて検討してみてくださいね!
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