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初心忘るべからず

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

3月になりました。

今年のテーマは「2倍汗を掻く」ですが、だんだん忘れがちに。

改めて自分で自分にハッパをかけるためにあえて「初心忘るべからず」

ボクが運営しているココアッソは3月を期末にして、一般的な4月から新年度という流れにはしていません。

ですから特段波風は立たないいつもの月になっています。

そして今年も2ヶ月を過ぎるこのころ合いになると「つもり」とか「ふり」をしはじめます。

まあマンネリってやつですね。

自分で言うのもなんですが。

ということで、口先だけになってしまいかねませんので、こうして公に晒して自分を戒めます。

 

  • 初心忘るべからず

初心忘るべからずは約600年前に能楽の世阿弥が50歳代の時に書き記した「花鏡」に出てくる表現です。

ボクの中の座右の銘です。

なんだか毎年記事にしていますが、それだけボクにとっては大事なんですよね。

すぐに気を抜くと言いますか漫然としてしまい、ポカをやらかしてしまうので。

この言葉には単に初心とか志を忘れるなよという一般的な意味の他に、もう少し踏み込んだ解釈もあります。

「少しかじったくらいでいいきになるんじゃねぇぞ」

現代風の言葉にするとこんな感じでしょうか。

ようはオーダースーツというゴールのない世界においてボクはまだまだ駆け出しであり、先に進まないといけませんよってことです。

何事も同じだと思いますが、ちょっと上手くいったからと言って、たまたま少しの成功体験を得たからと言って、道を極めた人からすれば、そんなのはただの一通過点に過ぎないわけです。

その程度で浮かれて精進を怠れば、あっという間に埋もれていきますよと。

程度が知れているということは、次に同じような人が現れてすぐに追い越されますよと。

そういうことです。

今年で世阿弥が初心忘るべからずと書き記した時と同じ年代に突入したにもかかわらず、未だに初心を忘れているとか、どうなんだってことではありますが(大汗)

確かにボク自身は最近は教わる側から教える側に回っているからこそ、大事なんじゃないかというのもあります。

人に教えるってものすごいエネルギーを使います。

逆言えば舐めた教え方をして、その人の未来を奪いたくないってこと。

人を利用することしか考えていない人には絶対に理解出来ないでしょうけど。

3月に入り、改めで初心を思い出し、真面目に仕立道を進んでいきます。

行動しているフリではなく行動します。

そんな真面目なスーツの着こなし、スーツを着用しなくなった新しい着こなし、どうぞお任せください。

ご相談、ご予約お待ちしております。

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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