土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
今年のゴールデンウィークはボクもステイホームです。
ということで家の片づけをしております。
元々分かっていたいことなんですが・・・
色々と出てきますわ・・・
分かっていたんですけど・・・
見て見ぬふりをしていただけなんですけど・・・
不思議なものでそこにあるとそんなにボリュームを感じないのですが、いざ取り出してみるとどえらい量にでしたってことありませんか?
色々ありますが、ボクの場合は本の山。
義父のため込んでいた本を一念発起して全部取り出してみたら凄いことに。
クルマ3台分強はあるんじゃないかな(処理場に持参するレベル)。
ホント、そこにある時はそんなに感じないんですけどね。
しかも・・・
本はヤバいですよね。
一度でも開くと、止まらなくなる(苦笑)
読みふけると先に進まない。
でもやめられなくなる。
- 百科事典のあのワクワク感を覚えていますか?
恐らくボクと同世代の方はご自宅に、ご実家にあったであろう百科事典なるシリーズ。
その種類や出版社によって違いますが、十数冊以上のいわゆる本棚のひな壇に陳列されていたいわばインテリアの象徴だったのではないでしょうか。
昔ボクの実家にもありまして、誰も触れないけどずっとそこにあるというのを認識していました。
ボクがまだ中学生のころ、勇気を振り絞ってふと手に取りその百科事典を開封すると、その面白さ、知的好奇心を満たしてくれるワクワク感の虜になってしまったのを今でも覚えています。
スマホやパソコンはもとよりケータイなんてのもまだなく、そもそもテレビがあったくらいですからね。
ラジオなんてお下がりのラジカセくらいしかない時代。
今のような情報の洪水に飲まれる状態ではなく、その情報が足りなくて常に求めていたのでしょう。
モニターではなく、それが活字だったということ。
それに百科事典の良いところは写真や絵がふんだんに盛り込まれているところ。
文字だけじゃつまらないといいますか、当時の文章はわざわざ分かりにくい言い回しを良しとしていた風なまったくもってして読み手のことを考えるよりも自分の知性をひけらかすことが目的みたいな、誰もそれを求めていない感じでしたからね。
そんな文章よりも、ビジュアルで世界を知ることが出来る。
スマートニュースでタイムリーな最新情報なんてどうでもいいんです。
その百科事典の中にある世界の歴史や、文化、習慣、気候風土がすべてでした。
時間を忘れて知的好奇心のままに読みふけることが出来る百科事典。
手放すには惜しいけど、収納スペースの関係上致し方ない。
そう思いながら梱包しております。
みなさんもこのステイホームゴールデンウィークに後片付けしていて何か見つかりましたか?
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