ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ビジネスにおいて装いが大切なのは言うまでもありません。
では、その装いとは何か?
相手がいるから装いがあるわけで、独りぼっちでは装いという概念が存在しません。
つまり装いとは相手が判断することです。
自己満足を追求するファッションとは似て異なる意味合いとなります。
これが営業支援スーツの基本です。
のっけから語ってしまいましたが、大切なことなのです。
そして、もしその相手が正しくこれを理解していたならば、より上部構造の人であったならば、あなたはどう見られているでしょうか?ということになります。
そしてキチンと対等に接するためにはどう自分をアップデートさせていけばいいか?
今日はそのお話です。
- 装いを無理に変えると間違いなくリバウンドします
そう、間違いなくリバウンドします。
無理に装いを変えると結局元に戻る、ないし自己流の謎のカスタマイズが発生し、最後は元に戻ります。
今までに数多くの方をお見立てしてきて、これはもう確定した事実です。
ごくまれに、突然変異される方もいらっしゃいますが、一般的には元に戻ろうとする力の方が勝ります。
これを恒常性といって生命体として人間が本来身に付けている本能なので、それが普通なのです。
まさにダイエットとまったく同じで、急激に体を絞り込んでも止めたとたんに元に戻ってしまうのと同じ仕組みなのです。
ダイエットする前の生活習慣が染みついている限りは、結局はその体型になってしまう。
これは脳ミソの構造として、変化を拒む修正があるからです。
その為に新しい生活習慣を異文化として拒絶、排除しようとする自我ではない部分が働いているからなんですね。
装いというのはまさにその習慣そのものから成り立っている、恒常性で成立している概念です。
気合いや根性という体育会系のノリや、右脳も左脳も駆使する知力ではない部分が必要になっていきます。
ここまで書くともう装いを変えていくのは不可能ではないかと思うかもしれませんが、実はとっても簡単なのです。
ダイエットと違って我慢したり、体に負荷をかけることもありません(少しはありますけど)。
何故なら、自分が嫌だと思わないように少しづつ変えていけばいいだけなのです。
- 変化を拒む性質を逆手にとって変化させる
いきなり無理なコトをするから、心がついてこないわけで、じゃあどうするか?と言えば、簡単ですよね。
今の自分が拒絶しない範囲で少しづつ変化させていけばいいんです。
違和感を感じないけど、変化している。
これは誰もが確実に変わることが出来る方法です。
いきなりファッションコンサルしてもらって、今まで着たこともないような色柄を提示されたことがある人もいらっしゃるかもしれません。
その時はいいかもしれませんが、いつの間にか自分で勝手に解釈を拡大してしまうようになっていませんか。
例えば黄色が似合いますと言われたけど、そのコンサルの方がおっしゃっていた意味合いとは違う部分で黄色を判定している、黄色なら何でもよい、TPOとは違う部分で使い始める、その内に今までの組み合わせにただ黄色を差し色に使う・・・
本来変わるべき姿とは違う方向に向かってしまう・・・
なんだかめんどくさくなって元の自分の居心地の良い組み合わせに戻る・・・
ボクの経験則ではほとんどがこのパターンになっていることが多いかなと。
だからこそ、その脳の仕組みを有効に使って自分を変化させていくほうが確実です。
一度変化させてしまえば、もう昔には絶対に戻れません。
振り返ってみると以前の自分が恥ずかしく感じるはずですから。
そういう変化の方法をボクはお伝えしています。
無論この方法は時間がかかりますから、じっくりと取り組んでもらうことになりますけどね。
ただ普段から着用するのですから、それこそ違和感ないので問題ないんですけどね。
むしろ周りから褒められて、視線感じて気分良くなるはずです。
- まとめ
ビジネスの世界において装いという概念は大切です。
相手が一流で自分もその世界に入るならば、その装いを手に入れるべきでしょうし、そうしたいならば今自分がもっているその装いの概念を変化させていくことが必要になります。
そこで確実にリバウンドせずに変化させていくならば・・・
ボクに相談してください!
以上です!
ご相談はコチラから↓
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 2025年問題って意識されていますか? - 2024年11月23日
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日
- コンパクトな臼引き電動コーヒーミルが超絶オススメ! - 2024年11月21日
- フランネルの季節がやってきましたね! - 2024年11月20日
- チェックするときは紙を未だに使います - 2024年11月19日