ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというスーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オリジナルオーダーコートVer3.0のご紹介です
コート、それもオーダーコートというと基本はウール素材を使った保温性、装いとしてのマナーを表現するデザイン的なコートというのが一般的です。
実際にはウールのチェスターコートなどがとても人気があります。
営業支援スーツというカテゴリにおいてはとてもオススメです。
今回のオリジナルオーダーコートVer3.0はやや趣(おもむき)を変えてのご紹介です。
オフに使って欲しいコートというコンセプトです。
- まずはデティールのご覧ください!
今回新たにバランスを見直してオリジナルのバルカラーをやや強調しました。
腰位置も高めに設定した、より一層スッキリするスマートなカットにしています。
ビジネスでの装いというよりも、ジャケットの代わりに羽織る感覚位のスリムさに設定しています。
オーダーメイドですからスマート加減は自由ですが、コンセプト的にはシャツやカットソーの上から羽織れるくらいのイメージにしています。
ポケットは手を出し入れしやすいように現実的なハコ型がオススメ。
後ろ姿をカッコよく引き締めるバックベルトとベント部分は耐久性を考慮したL字型になっているフックベントにしています。
着丈はショート丈にしていますので重さを感じずに今の時代に合わせた使いいやすさ、シルエットになっています。
- 素材はコットンがオススメ
どのような素材を選択しても作成は可能ですが、今回ボクが選定したのはコットンです。
それも今回はオイルドコットンというアウトドア用のレトロ素材です。
ウール素材のふわもこ素材をチョイスしてももちろん作成可能ではありますが、今回のコンセプトはオフでも着用したいというシュチュエーションでしたのでコットンにて作成しています。
オフの寒い日はダウンジャケットをはじめモコモコした防寒着は世の中に沢山ありますからね。
その寒さのピークを過ぎたあたりからまさにドンピシャな素材感を設定しています。
どんなコート素材であろうともこのスタイルになりますけどね!
- オイルドコットン素材ってなに?
ちなみに今回ボクが採用した素材は、英国のブリティッシュミラレーン社のオイルドコットンにて作成致しました。
ギュッと織密度を高めたコットンにオイルを染み込ませて防水、防風性を高めた100年以上の歴史のあるクラシックな素材です。
もともとはアウトドアなど、寒冷で雨の多い英国だからこそ生み出された素材です。
近年はそのアウトドア用品から派生した化繊系の防水素材を用いたコートが一般化していますから、それらと比べると性能的には敵うはずもありませんけどね。
これはわかる人にはわかる男のロマンってことです。
今回の色はダークネイビーをチョイスしていますが、実はもう一色カーキという色もあります。
よりアウトドアっぽい色ですね。
このオイルドコットン素材はかなりクセのある素材ですから万人向けではありませんが、この素材の性質をご存知でしたら大丈夫でしょう。
どんなことかと言いますと、オイルが滲むことがありますので、色落ち、色移りする可能性があります。
また当然ですが通常のドライ、ウェットクリーニングが出来ませんので、メンテナンスにはややコストがかかります。
それでも使い込むほどにアジが出てくるのがこの素材のいいとろですね。
マナードスタイルには難しいですが、ジャケパンやオフタイムにはぴったりですよね!
無論、オイルドコットン以外の通常のコットン素材もありますから安心してくださいね!
- 最後に着用するとこんな感じになります!
顔はイマイチですが、相当カッコいいでしょう?
画像のようにジャケットの上からも羽織るように出来ますので、使い勝手は最高です!
オリジナルコートVer3.0
おススメです!!
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