土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
ダブルジャケット
一目見て惚れた生地がありまして、速攻入手して作成を開始したジャケットが仕上がってきました。
イイ感じに仕上がりました!
今回はですね、ダブルジャケットにしてみました。
夏ジャケットですが、あえて前身頃はしっかり被さるこのデザインにした理由は一つ。
だらしなくない、ちゃんとした着こなしをする為のジャケットにしたいから
- ラクばかりを追いかける時代だからこそ
ココアッソでも伸び伸びストレッチであったり、リラックスできるシルエットなどの時代に合わせた仕様を開発してきましたし、すでに実用化もしております。
これは本当に快適で、ダメ人間になってしまうんじゃないかと思うくらいに快適ではあります。
服装自由化の時代だからこそ確かに人気が出来るなと感じます。
とはいえ・・・
それが世の中の総意というわけでもありません。
ジャンルの一つに過ぎません。
ラクな服装はややもするとだらしくなく見えてしまう恐れもあります。
本人がそうではないと認識していても相手がそのように感じてしまったら、それはだらしないのです。
それが装いですね。
そしてしっかりした服装を求められる空間もまた存在します。
その場の状況に応じて着こなしを変化させる。
かつてVANの創業者である石津健介氏が提唱した「TPO」という概念はとても大切だからですね。
現にアップルのCEOであるティム・クックはスティーブ・ジョブズと違いちゃんと場をわきまえた着こなしをしています。
それが大切だという考えです。
ボクも同意で、その時と場所、場合によって着こなしを変化させています。
プロですから当たり前なんですけどね。
話は逸れましたが、夏はどうしてもだらしなく見えてしまいがちですね。
そんな時もちゃんとして見えるスタイルを魅せるにはどうしたらいいかと考えると、ダブルでしょ。
ということなんですけどね。
ボクのマイブームってだけなんですけどね(苦笑)
ラクばかりを追い求める時代だからこそカッチリした印象のジャケットが欲しい。
そうお考えでしたらダブルジャケットにしてみてはいかがでしょうか?
ココアッソではダブルであろうとも熱を逃がしやすい設計にして見た目とは裏腹に快適過ごせるようにお仕立てすることが可能です。
ぜひご検討してみてくださいね!
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- 飛行機に乗る前のひと時をどう過ごされていますか? - 2024年10月5日
- TEAVANAという名のスタバ - 2024年10月4日
- 涼しくなったと思ったら・・・ - 2024年10月3日
- 郵送代もついに - 2024年10月2日
- 秋ですよ!まずはジャケットを羽織る習慣を取り戻そう! - 2024年10月1日