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クールビズという言葉は2023年に使えるのか?

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

クールビズという言葉は現在のビジネスファッションの世界で使えるのか?

そんなお話です。

2020年に当時の小泉環境相よりクールビズ期間の設定および呼びかけを廃止すると発表がありました。

「期間だからネクタイを外す、着けるというのは違うのではないか」というもの。

ということで現在は一律の呼びかけを環境省はしていません。

クールビズは、適切な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装に取り組んでいただくことで、多様で柔軟な働き方にも資する省エネ・省CO2を図るものです。
 長年の実施により社会慣習として定着していることや現下の気候等を踏まえ、ここ東京においては、毎年、5月1日から9月末までの期間で、集中的に呼び掛けを行ってまいります。
 日々の気温、それぞれのワークスタイルや仕事環境等に応じて、適正な温度での空調使用と各自の判断による快適で働きやすい軽装の取組をお願いいたします。
ー環境省報道資料よりー

とはいうものの、こんな感じで一応の目安は発表しています。

この内容で注目したいのはこの文言です。

長年の実施により社会慣習として定着していること

そう、このクールビズという言葉がこの世に生まれてすでに18年目になりました。

つまり夏服=クールビズという認識が定着しているということですね。

誰が何を着ていようが、それがドレスシャツだろうが、ポロシャツだろうが、アロハシャツだろうが何だろうがその人が夏の仕事服であると宣言すればそれは成立するということです。

ようは何を着ようが認められる時代ですから、それが夏用の仕事服として成立しているのであればそれは言葉として「クールビズ」ですねと誰もが認識することが出来るのです。

そういった意味ではクールビズという言葉これからも永遠に生き続けるでしょう。

夏服を言い換えればクールビズ、これが現代の解釈です。

では、もう少し掘り下げて、ファッション業界でこの言葉はどうなのか?

答えは「使わない」が答えになるでしょうか。

ファッションの世界はとどのつまるところ商売として成り立つかどうか、売れるかどうかであって、すでに賞味期限が切れているこのフレーズで商品の作り込みや企画を打ち出しているところはほとんどないはずです。

現実的には夏服というよりもクールビズという言葉の方が認知度が高いため便宜上使っているくらいでしょう。

逆に言えば、クールビズという言葉を使っていれば多少強引であろうが、ネタであろうが売れていたアイテムが無くなってしまい、基本に戻ってきているという流れがあります。

普通が一番ってことですかね。

派手な加飾をしたシャツとかアロハを着た人をもうお見かけしないし、ビジネスコーナーにもそんなアイテムはないはず。

連日の猛暑日などは論外ですが、かつて環境省が提唱していた5/1~9/30までという期間は何が何でもノータイである必要はなく、またこの期間前にノータイにしてはいけないというようなことも現代では小泉元環境相の言う通りにナンセンスな話です。

誰かの指針がないとなかなか動けないという日本人の特性を上手く利用したこのクールビズという服装の定義は終わりを告げています。

一人一人が自立し、自らが自分の服装に対して責任をもって着こなすことが求められる時代になったということです。

大切なので、言葉を変えてもう一度。

自分の服装は自分で決めることが出来る時代になったのです。

スーツなんていう非効率な服をなんで着なきゃならねーんだよって思うのであれば着なきゃいいだけです。

スーツという最高のツールで最大限に自分を表現して結果に結びつけることが出来るのも自分次第です。

何をするにも他人じゃなく、自分です。

話逸れちゃいましたが、クールビズという言葉は夏服の同義語としてこれからも残り続けます。

後はその意味を理解してどのように自分の仕事服としてブランディングしていくか?

結果を出すために着たいのか?

ラクをしたいために着たいのか?

どのようにしても許される時代です。

悩む時代ではありますし、その責任は自分で取らなきゃいけない時代でもあります。

そんな時は素直にプロに相談してみると解決の糸口が見つかるでしょう。

いつでもノータイではなくタイドアップするクールビズも存在いたします

アフターコロナの2023年、リアル活動が再開した最初の夏、頑張って乗り切りましょう!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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