土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
オーダーメイドジャケット
スーツを着用する機会が減ってくると自然とジャケパンスタイルを使いたくなりますよね。
快適でありながら、ちゃんとしたシルエット。
これがオーダーメイドです。
世の中にあるジャケットはざっくりいうと二つに分かれます。
ブルゾン工場で作るられているか、スーツ工場で作られているか。
これ同じようでそもそもの工房としての機能や役目が違いますから、製品としては同じジャケットでも結構違うんですね。
どちらが良いかという意味ではないですよ。
そしてもちろんオーダーメイドで作成するジャケットはテーラード仕様の真面目な一着になります。
とはいえ、カチカチのクラシック過ぎるジャケットは近年の着こなしの方向性には合わせられません。
今の時代のジャケットをオーダーメイドで作成する。
ココアッソのテーマの一つでもあります。
変化する時代に対応してこそのオーダーメイドですからね。
ということで、とても快適に使えるジャケットといえば・・・
やっぱりジャージ素材で仕立てるのが一番でしょう。
ジャージ素材とは簡単に言えば、織物ではなく編み物です。
この素材は今ではどこのお洋服屋さんでも扱っていますからご存じの方も多いことでしょう。
スエット素材のような超絶快適な伸縮性があります。
ジャストフィットに仕立てたとしても窮屈なストレスを感じることはないでしょう。
着こなし方は自由です。
このジャージ素材ジャケットはオーセンティックな着こなしを求める方には向いていませんが、逆にもっと気楽に羽織りたい方に最適です。
あまりおススメはしませんが、Tシャツなどのカットソーに合わせるならこのジャケットでしょう。
丁度よいサイズ感でありながら、ノンストレスな着心地のジャケットをお探しでしたら、ジャージ素材も検討してみてはいかがでしょうか。
きっとその着心地の良さに驚くはずですよ!
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- とてもレアリティの高い白い生地を使ったジャケット - 2024年10月15日
- Tさまのジャケット愛をパーツごとにご紹介してみる - 2024年10月14日
- クリーニングから戻ってきたらビニール袋は外しましょう - 2024年10月13日
- 冬物が必要であれば今動きましょう! - 2024年10月12日
- ズボンプレッサーを目にしても無理して使わないほうが長持ちします - 2024年10月11日