土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
アジャスター
パンツのウエスト部分にアジャスター機能をもったパンツが存在します。
一般的には既製品のフォーマルウェアのパンツにこの機能を装着していることが多いのではないでしょうか。
買い替えるという選択肢がほとんどないフォーマルならではですね。
逆に言えば、既製品にはまず存在しないのがこのアジャスター付きパンツのスーツではないでしょうか。
オーダーメイドであればそれが可能です。
- 永く使うのであれば選択肢としてあり
アジャスターという機能をどうとらえるかによって評価は二分されるのですが、永く愛用する一着にしたいというお考えであれば、このアジャスターはカスタマイズの選択肢に入れても良いでしょう。
営業支援スーツ的には体型を維持しなさいという方向ですが、万人すべてがそうではない環境にありますから、将来的な不安を払しょくできると考えればアリですね。
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誰もが一度は見たことがあるであろうこの腰の帯部分についているのがアジャスターです。
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基本操作は片手でつまむだけというワンタッチ方式にしています。
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ベルトをすると見えなくなるように作成いたします。
ちなみにボクの場合は略礼服にこのアジャスターをつけています。
かなり役にたっています。
スーツではなく略礼服ですから常用していることもなく、突然の出来事が発生したとき、法事に参列するときのみ出番がやってくるという使い方ですと、この自分で微調整をすることが出来るのは非常に便利です。
体型を維持しろと言っている自分がそもそも体型変わりすぎという・・・そういうことです。
当然ですが、着用回数が比べ物にならない実用スーツと比べた場合、やはり経年劣化避けられませんので、永遠に使い続けることが出来るかどうかであれば答えはノーでしょう。
いくらウエスト部を簡単に調整し、バランスを保とうが、生地そのものの劣化は避けられません。
そしてそれは最終的に補修するか買い替えるかの2択をすることになります。
その時間が伸ばしやすいということですね。
もちろん普段ウエストの変化が少ない方には無用の長物です。
体重の増減が激しい方向けの機能ですから。
ココアッソでは現実的に使うことを前提にしたスーツを作成しております。
アジャスターに限らず、実用スーツでこの機能が欲しいなどお悩み部分がございましたらお気軽にご相談くださいね!
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