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日本で生まれた日本の礼服生地 -葛利毛織-

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

葛利毛織

葛利毛織と言えばDOMINX(ドミンクス)のネームが付きます。

ボクが唯一お取り扱いしている日本の織元です。

ハッキリ言って最高の織物です。

現在日本に現存している織物メーカーはかなり少なくなっています。

アジア圏とコスト争いをするようになってからでしょうか。

設備も人もそのまま年を重ねてきてしまった感があります。

それでも生き残って頑張っている織元の中でボクが信頼しているのがこの葛利毛織です。

おそらく本国であるドイツではもう使っていないであろう低速織機を大事に使い、織り上げてくれています。

ご存知の方も多いかと思いますが、現代の最新の織物製造現場はほぼ無人のオートメーション化が進んでいます。

織機もどんどん高速化してより工期を短く生産することが出来るようになっています。

葛利毛織はまったくその逆で、未だに約100年前と同じことを続けているわけです。

ある意味ドラマですよね。

そんなことをしている織元が果たして世界にどれほど残っているんでしょうか。

 

話が逸れちゃいますので、タイトルの話を。

礼服に使う生地は一般的な黒いスーツ生地とは別物なのはご存知でしょうか。

織物としての名称としてはドスキンやタキシードクロスと呼ばれる織物が礼服として使われます。

黒い生地という意味では同じでもただの黒いスーツ生地とは似て異なるのですね。

その礼服の為に作られた生地の中で葛利毛織がボクはベストと判断します。

確かに海外の有名な織元や商社系にもこの礼服の為の生地はあるにはあるのですが、やはり風合いや黒さ、艶やかさが違うのです。

なかなか画像ではこの黒さをお伝え出来ないところではありますが・・・

黒さを表現するならば、白っぽい黒さか漆黒かの違いでしょうか。

その黒の染めが日本の礼服を使う環境に一番合うのです。

そして、その風合いが大変良いのです。

葛利毛織の礼服用の黒い生地と言っても、実は複数種類があってそれぞれに特徴があります。

ずっしりとくる手持ち感やすべるような滑らかさなど。

共通して言えるのはその風合いの良さです。

ザ・トラディショナルと言うべき、正当血統の礼服の風合いです。

誰もが触れた瞬間に礼服を認識するあの風合いです。

この感覚はこの葛利毛織がナンバーワンですね。

 

もし生涯に渡り愛用出来る礼服を用意しておきたいとお考えでしたら、葛利毛織をご検討してみるのをオススメ致します。

そもそも定期的に買い替えることがないのが礼服です。

それであれば、いかなる時も安心して着用出来るほうが良いですよね。

気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいね!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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