先日義父が他界致しました。
ココアッソを立ち上げるにあたり多大なるご支援をいただきました。
様々な困難にも笑顔で対応頂きました。
そしてボクは出張と言う名のもとに東京を離れ看取ることも出来ませんでした。
医療業界は今コロナという名のもとに一切の面会が出来ない状態が続いています。
何もできない。
その為に自宅に療養という選択をし、そして他界を致しました。
最後は家に帰ることが出来て良かったねと家内にはそう話しました。
義父は現役時代は教員という聖職者でした。
そしてその義父を慕う生徒が沢山いらっしゃいます。
本当に人生の師と仰ぐ、何かあれば即飛んでくるような生徒が個ではなくクラス丸々いらっしゃいます。
それだけ多くの人の人生を育て、導いてきた。
その偉大な人生の幕がおりました。
そしてボクという人間の器の小ささを知りました。
果たしてボクがそうなった時にそこまで駆け付けれくれる人がいるだろうかと。
人は必ず生をまっとうしそして天へと帰ります。
それまでにどれだけ人の記憶に残るのか?
どれだけ多くの人の人生に関れるのか?
どれだけの人を突き動かすことが出来るのか?
人によって生前望むことは違えど、最後の幕を下ろした時にその人の器を知ることになります。
ボクはどこまでこの偉大な義父に近づくことが出来るのか?
悲しみと共にボクに生きる勇気を与えて下さいました。
本当に今までご苦労様でした。
これからどうぞゆっくりお休みください。

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今日は本当に個人的なことを脈絡もなく書き連ねてしまい申し訳ありません。
どうしても書きたくて、書かなければならない想いに駆られた乱文をお許しください。


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