土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
何もしないという選択はありなのか?
着こなしにおいて何もしないという選択肢はありなのでしょうか?というお話。
これは人によってもちろん違いはあります。
ライフプランや生活様式も当然お仕事内容も違うわけですから。
ひとつ言えるのは、歴史の転換点なのは誰もが認識していることではないでしょうか。
今がまさにグラウンド・ゼロ状態だということです。
- 着こなしは後回し!?
世の中には変えて良いことと変えてはいけないことがあります。
ビジネスにおける着こなしのルールやマナーといった部分では変えてはいけない部分は多々あります。
服装身だしなみといった相手に不快感を与えるようなこと、態度や仕草、言葉遣いといったモラルなどは語る必要はありませんよね。
それでは着こなしはどうなのか?ってこと。
この部分になると途端に口を閉ざす、見てみぬふりをしてしまいがちになる。
おそらく誰もがそうなります。
これは当然なんです。
それが普通です。
だって知らないから。
誰もたどり着いていない世界を今まさに我々は踏み込んでいるのですから。
当然重点を置くべきはビジネスそのものになるのが自然ですし、そうなると着こなしという自分事は後回しになるのはもっともな話です。
過去の歴史もそれを証明していますしね。
服装に対する価値観というのはその程度の認識が一般的ですし、それは何ら問題はありません。
では今現在、分からないという前提でどうすればよいのか?
とりあえず何もしない、放置して現状維持という選択は正しいのか?
これがプロの仕立屋として言いたいことであります。
答え:最優先で手を加えていくべき
世の中昭和な思考であるガンバリズムでなんとかなる時代ではないです。
商材やサービスの差別化、会社の看板だけで攻め切れる時代でもないはずです。
これは誰もが認識して、急速に新しいマーケティング理論や仕組みを取り入れているはずです。
例えばオンラインでミーティングはすっかり定着していますよね。
今は新しい時代なんです。
でも自分はまだ古いままです。
それを自ら選択したいですか?
ということですね。
これはボクプロの目線で街を観察しているとすごく分かります。
時代に適応している人なのか、旧時代のままの人なのか。
これはなにもプロだからすぐわかるというよりも、おそらく近日中に一般の時代に適応している人もそう認識出来るようようになるでしょう。
つまり、自分で選択できるということです。
これは選択なのでどちらも選べるわけで、どちらが自分にとって必要なのかをチョイス出来るということです。
ですから一概には言えませんが、もし今後取引先なり自社も変化している状態であるならば、最優先で手を加えていくべきでしょう。
もし自分が適応した着こなしを手に入れたとしたら、相手先の服装がどうなのかである程度その人となりや会社の実態を認識してしまうことでしょう。
もうそういう時代ですから。
着こなしというのはステルス性があって、気が付かないうちに人を動かす力があります。
それはみなさんも実感しているはず。
周りにそいういう人が必ず一人はいるはずですから。
これから夏本番ですから、タイミングは丁度良いです。
秋の衣替えに合わせて準備することが出来ますからね。
違和感なく、気づかれることなく時代に適応している着こなしにチェンジしている。
いつの間にか時代を手に入れている感っていいじゃないですか。
もちろん結果が付いてくるのは間違いありません。
そろそろ秋に向けての着こなしの準備始めませんか?
ご相談お受け中です。
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