コーディネートを自分で決めるのは難しくて当たり前ですね

土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

コーディネートを自分で決める。

いざとなると実に難しいですよね。

プロの仕立屋の言葉とは思えないですが。

それに前にも同じようなことを書いていたような気もしますが。

選択肢があればあるほど迷うのは当たり前

自分事で言えば、確かに迷うよなと思うのであります。

ボクはプロの仕立屋です。

だからこそボクの専門分野においては、1ミリも迷うことなく答えを出すことが出来ます。

プロなんですから当たり前です。

その為に日々アップデートを重ねていますから。

とはいえ、ボクの専門外となると？

これが実に悩ましいと感じるのであります。

何もないところから決めろと言われても、そのベースとなる価値基準が全く分からない。

そして選ぶなら、正解を選びたいと思いつつもそれに必要な知識も経験もない。

ネット上に膨大に存在する情報をかき集めても、決め手となる部分が欠落していてぐるぐると同じところを巡るばっかりになる。

多分ですが、これはボクにご相談くださるみなさんも同じ気持ちではないかと思うのであります。

アイテムは違えど、悩みは同じではないかと。

やっぱりリアルに触れてみるのが一番かな

バーチャル上ではやっぱりリアリティが湧きませんよね。

なんとなくは分かった気がするけど、しっくりとこないと言いますかピンとこない。

やっぱりリアルで自分の目で見て、触れてみて初めて言葉通りですが実感出来る。

これがやはり一番でしょうか。

実際の質感というのは画面越しでは分かりません。

自分の手で触れてみることでその風合いを理解出来るのではないでしょうか。

これも数ある生地コレクションを実際に触れてみていただくのと同じではないかと。

服以外の分野はシロートであります。

それとプロの導きが助かるかな

今は模型も使うのですね。

何もないところから選ぶよりも素直にプロの意見を聞いて、目指す方向を絞り込む。

悩んで色々と試行錯誤しても結局はプロの意見に辿り着く。

ボクはひねくれものなので、自分で色々と研究するも最後はやっぱりプロの意見が正解なんだと気が付く。

これはやはりボクに相談くださる方の気持ちが分かる気がいたします。

その上でボクを信じて下さり、ボクの意見を取り入れて下さるというのがいかにありがたいかというのが気づきでございます。

まとめ

何事も未知の分野において、正解を導こうとしても悩むのは当たり前です。

決められないのも当然であります。

ここは割り切ってそれを楽しみましょう。

あれこれと悩めるという楽しみはありなんじゃないでしょうか。

それを踏まえて、プロにありのままを相談し進むべき道筋を教えてもらうのがやっぱり正解にたどり着けるのかな思います。

ボクもそんな経験をさせていただいておりまして、改めてプロを名乗るボク自身が襟を正しより高いレベルにたどり着けるよう上を目指さないとと感じる次第であります。

いや～、世の中奥が深いことが沢山ありますね！

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土方洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」をミッションに掲げ2014年11月創業する。独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。