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バーゲンセール第一弾が始まっていますが、30%OFFで買いますか?

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

バーゲンセールの第一弾が始まっています

赤いセールの文字がいつものように現れましたね。

SALEの赤い文字がそこらかしこで見かけます。

ことアパレル業界においてはずっとこの流れが続いています。

シーズンの初めにプロパー価格で販売。

チビチビと小出しに値下げ。

大手を振ってバーゲン開始。←今ココ!

あともう一段ラストセールで売り切りを目指す。

在庫が減ってきたところで次シーズン物を投入してボリュームを保つ。

セオリー通りだとお盆過ぎにはショーウィンドゥには今季の秋冬物のコンセプトが紹介され、早いところでは前面に秋冬コレクションが並び、夏物が大量に売れ残っているところは9月過ぎるまで春夏セールで引っ張るという一連の流れです。

これは高度成長期時代、つまり昭和の時代から変わらない。

ずっと変わらないし、これからも変わらないでしょう。

しかしながら、このマンネリなルーチンはホントに支持されてる?

毎回疑問に思うんですよね。

 

  • アパレル業界は八百屋販売といいます

そう八百屋さんと同じです。

というよりもう八百屋さんというカテゴリ自体がレア過ぎてイメージがピンとこない人のほうが多いかもしれない。

ボクと同世代の人は子供の頃は八百屋さんってあったと思います。

商店街が一般的だったころね。

今は野菜を購入しようと思えばスーパーやショッピングセンター、もしくは道の駅系ですかね?

話が逸れちゃうので、戻します。

アパレル、つまりお洋服は賞味期限があるということです。

それも現代においては、その期限が恐ろしく短い。

お早めにお召し上がりください的な、生鮮食品よりももっと短い調理済みのお弁当や総菜に近い存在になってますね。

店頭に並んだ瞬間から劣化が始まるのです。

ユニクロの年間ないし毎年のシーズン定番商品などは例外です。

デザインモノは基本ファッションというカテゴリに分類される以上、常にトレンドというキーワードにさらされているわけです。

そして常にシーズンごとに一年前から企画して予測して作り込まないといけないのです。

近年のアパレルの基本はSPA(specialty store retailer of private label apparel)がほとんどです。

これを日本語にすると製造小売という意味になります。

これがさらにややこしくしている。

昔はアパレル製造メーカーがあり、卸問屋があり、小売店があって持ちつ持たれつの関係にありました(良いか悪いかは別にしてね)。

今はほとんどの小売店もしくはメーカーが自分で企画してどこかのアジアの工場で作らせて、自分で販売して完結させていることにお気づきでしょうか?

これがSPAです。

もうこういう体力のある企業しか生き残っていないのが現状ですね。

だからどこに行っても同じ店しかないということです。

何が言いたいかと言うと、そのリスクを取って作り込んだ自社企画商品を常に高速で作り込んで高速で消化しないと立ちいかなくなっているということ。

のんびり売り切ればいいやってことが出来ない時代なのですよ。

 

  • 限界まで効率化し、粗利益が取れるはずだったSPA形態から抜け出せずに大変なことになっている

SPAの特徴はハイリスクハイリターンということです。

自分で作る分在庫というリスクを取りますが、その分間を挟まないのですから同じ価格で販売するならば粗利益が良くなりますね。

平たく言えば儲けが出る。

良くも悪くもユニクロなんですよね。

みんな引きずられちゃって、生き残れたところも結局同じ形態になってしまい・・・

要は同じような変わり映えしないモノが大量に出回るというね。

しかも、プロパーじゃ売れない時代だからさらに粗利益改善というかセールでも粗利を確保するために原価を下げ過ぎちゃうから、さらに品質的にもコモディティ化が・・・

一度下げた原価を戻すことが出来ないがゆえに今の惨事に・・・

正直なところメンズもレディスも一般的に目にするお店をグルグル回っても取り立てて目新しいモノは見つからないんじゃないかな。

そしてもうその似たようなお洋服は既に持ってますよね?

買う理由ってどこにあるのでしょうか?

 

  • 30%や40%OFFくらいでは余程のことがないと買わないのでは?

もう年中セールのPOPを見過ぎてしまい、感覚がおかしくなってません?

必要ならば買いますけど、特に意味なく見つけた品物が30%OFFくらいでは買おうかなって思わないのではないでしょうか?

ま、ちょっと他も見て考えようってなりますよね?

50%ならいいかもしれないとボクなら考えます。

でもね、そのセールってホントにお得なんですかね?

 

  • 現代の「セール」の意味ってなんでしょうね

ボクのココアッソはオーダースーツの仕立屋さんです。

基本在庫を持ちません。

ご注文を頂いてから都度発注をしています。

だから基本的にはセールという通常のアパレル小売の概念はないのです。

その分キチンとした価格を設定させて頂いています。

吹っかけた値段を提示して値下げします的なことはしないし、出来ないわけです。

たまに生地屋さんの在庫を安く手に入れることが出来た場合に通常よりもお得に出来る時はありますけどね。

それはあくまでもイレギュラーで、営業支援スーツの本質ではないのです。

本当に必要とするスーツが何なのかを掘り下げていくと、その在庫ではなく、この世に存在しえる膨大なアーカイブの中から探すほうが正解だと思えるからです。

在庫を捌きたいから安くするというのは、ボクの考えから逸れてしまうのですね。

本気でその人にとって必要な一着にしたいからボクはバーゲンはないのです。

でもその分正直に設定してますけどね。

本来セールって御贔屓さんへの還元する意味において使われていたと思うのですけど、いつの間にか売り上げを確保する為になり、いつしかSPAの大量生産の呪縛から逃れられなくなってしまったマンネリのまさにセールになってしまっていると思うのですね。

 

  • まとめ

なんだかこの手の話になると無意味に長くなってしまいましたが、アパレル業界もいいかげんに変化していかないともう戻れないところまで行き着くしかなくなってしまうように思います。

ま、ボクがどうのこうの言えるような立場でも身分でもありませんけどね。

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土方 洋
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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