ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
流行に乗る必要はありませんが、気づくことは必要です
服飾とは文化(カルチャー)です。
これは過去にも何度か同じようなことを書いているくらいとても大切で、しかも当たり前すぎて気がつかないことでもあります。
いわゆる流行、流行り、トレンド、といった言葉があります。
最近は流行なんていうフレーズ自体が陳腐化している感はありますが、微妙にニュアンスを変えながら現実には存在しています。
かつては「イケてる」「クール」「マブイ」「ナウい」。。
ありましたよね(苦笑)
ここでちょっと少しだけボクと同世代の人は思い出してみてくださいね。
FMラジオをエアチェック(苦笑)しながらそこから流れてくるポップス(苦笑)を口ずさみ、そんな壁や天井にはにはわたせせいぞうのポスターが貼ってある。
ケニーロギンスのあのメロディを感じながら、ストーンウォッシュのジーンズにMA-1を羽織って、気分を載せてティアドロップのレイバンを胸元のTシャツに差してお出かけしたあの頃を。
- ここでポイント
あえてアザとらしい書き方をしましたが、これがちょっと恥ずかしいと思うか、いいじゃないと思うか、そもそもここでボクがポイントにした意味が気がつかないかどうかというのが言いたいコト。
それが、今日のタイトルなんですよ!
文化は次々に変化していますよね?
ライフスタイルは変わっているはずです。
例えば昔ボクが乗っていたクルマはリッター5キロも走りませんでした(苦笑)
今はそんなのありえないですよね?
電車乗るにしたってキップなんて買いませんよね?
改札でキップをカチカチと切る駅員さん覚えていますか?
時代は変わっています。
文化そのものが変化していますよね。
しかもそれは連続した時空の流れの中でシームレスに移行しています。
この変化にはチャプターとチャクターというようなツナギ目がないのです。
ですから知らず知らずのうちにその変化を受け入れていますよね。
少なくとも特定の部分は受け入れていて、それを自然に使いこなしているはず。
TVの録画は?
アマゾンでお買い物は?
飛行機のチケットはPCかスマホでしていませんか?
何が言いたいのかをもう一度。
つなぎ目のないシームレスなこの世界の変化は気が付きにくいのではないでしょうか。
- そこで気が付いて欲しいコト
ではお洋服はどうなっているでしょうか?
ビジネスで扱う装いは?
今みなさんがこの記事をスマホで読んでいるその今着用している服は変化していることに気が付いているかどうか?
その時代時代によって服装とは変化していますよね。
それに気が付くことがとっても大切です。
気が付くだけでいいんです。
常にもう死語といってもいいその流行っていう売込みの流れに乗っかる必要はまったくありません。
毎回そんなのに振り回されても、コストばかりかかってメリットはそんなにないでしょう。
だからそれを認識していればいいんです。
そうすれば大きな流れが見えてきます。
小さな流れから、段々大きな流れが見えてくるはずです。
服飾という文化、ましてビジネスでの服装という流れなんてそうやって見てみるとものすごくシンプルなはずです。
それを認識出来れば、その流れに取り残されることなく、流されることなく、ブレの無い軸が出来るはずです。
それが装いです。
分かっている人と分かっていない人の差はここなんですね。
どうせなら分かっている人の側にいるほうがいいじゃありませんか。
- まとめ
時代の流れと共にあらゆる文化はシームレスに変化しています。
自分でも気が付かないくらい自然にその変化を取り入れて生活しているはずです。
まずはその変化に気が付いてみましょう。
そこに気づきを発見するということは、お洋服そのものも変化しているということも分かってくるはずです。
「激流を制するは静水」
かつて世紀末、北斗2000年の歴史の中でもっとも華麗な技を持つ男が言ってましたよね?
そういうことなんですよ。
流行を追い求める必要はまったくありません。
それに気が付くだけで、ビジネスシーンにおいて明らかにに何かが違って見えてくることでしょう。
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