ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
創業4年目に突入しこれから先さらに発展していく為に必要なこと。
感性(センス)を磨くこと
ココアッソを創業し、3年やって来てふと振り返ると思うことがあります。
勢いやノリで、自分の感覚でがむしゃらに突っ走ってきたことです。
そして今ではそれが間違っていなかったと確信しています!
もうロジックで数値化、データ化した論理的な意思決定をしていたのではここまで到達することは無かったでしょう。
一般的にはこの定量分析に基づく数値から売り上げを予測し、その為にどう行動するかを考えているはずです。
当たり前ですが、年間の予算を決定し、それを月間にし週間にし、日々の予算に落とし込んでいきます。
前年実績があれば昨対比でより精密な数値を予測をすることが出来ます。
そして何が何でもその目標数値を達成することこそがすべてとなるはずです。
どんな業界業種であろうとも企業である以上当然のことです。
ボクは創業時にそれらをすべて手放しました。
一切気にしないようにしました。
普通では考えられないかもしれませんけど、この言葉をキーワードにしました。
「どちらが儲かるかよりも、どちらが楽しいかで選ぼう」
自分の感覚で楽しいと感じることを全てにおいて優先したのです。
自分の心が拒否することはすべて手放しました。
ゆえにボクはすべての時間を自分の信じるままに行動出来るようになりました。
結果として、ボクは好きなコトに24時間取り組むことが出来、今に至ることが出来ました。
- 数値やロジックでは人は響かない
今やAIは身近な存在としてすでに生活の中に浸透しています。
Siriなんてまさにそうですよね。
テクノロジーの進化は止まることを知らず、益々生活は快適になっていくでしょう。
それは何を意味するのか言えば、人間がしなくていい仕事は全てテクノロジーがやってくれる。
ロジックに関わるものは人間より精密で早く、コストもかからない。
悲観的な見方をしたがる人達は人間の職が奪われると叫んでいますが、そうではない。
より人間らしい仕事が出来るようになる。
ボクはその人間らしい仕事がしたかった。
1+1=2だけじゃない部分が人間にはあるからです。
導き出す答えが一つではないことこそ感性(センス)が必要なのではないでしょうか。
- 数値じゃない部分って何かの動機になりませんか?
ボクはアートが好きだからこそターナーなんて自分でニックネームを付けています。
本物のアートに出会った時の言葉では表現できないあの感覚を大事にしたいし、そういった感情を揺さぶる部分をボクの仕事であるオーダースーツで表現したい。
営業支援スーツは確かに着る人にとって結果、答えを導くツールとなりうる一着になりますが、それはロジックではないんです。
人と人がコミュニケーションをすることがビジネスで、その為に使うスーツなのであれば人の心が介在しなければエモーショナルな部分には響かない。
そういった内面に響くスーツが営業支援スーツという概念です。
その感性(センス)をボクはどんどん磨いていきます。
その為には定期的に自分の心をメンテナスして、さらに勉強をする。
嫌々ではなくて、自分が信じることだからこそとことん追求出来るし、むしろ楽しくて仕方がない。
創業3年目の最終日にそんなお勉強をしたいと思い北海道まで遠征してきました。
これからもこの感性に響く一着を仕立ててまいります。
ただのスーツよりも、営業支援スーツがやっぱり正解なんですよ!って、心に響いてくれたらボクにとってこんなにうれしいことはないですからね!
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