ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
怒涛の出張シリーズが終わりました。
ほとんど自宅に戻ってなかったです(苦笑)
実は結構好きなんです。
出張というやつが。
それも日帰りの距離ではなくて、飛行機で乗る位の距離が楽しい。
色々な地域の文化に触れることが出来る。
基本的にみなさん人柄がいいというのが共通しています。
そして、みなさん郷土愛がすごい。
歴史、文化、風習をキチンと理解していらっしゃいます。
例えば、地元の食文化、食べ方、流儀正しく伝えることが出来る。
しかもアツく語れます。
みなさんがそうなんですよね。
これボクにとっては結構カルチャーショックなのです。
ボクは地元を語れるように学んでこなかったのです。
おそらくあるであろう地元の文化を理解することなくここまで生きてしまっていました。
なんだか恥ずかしくなってしまいました。
東京在住(といっても自慢するようなところではまったくないですが)のすべての人がそうではないはずですが、この辺りにどうも違いがあるように思いました。
キチンと次世代に文化を継承する。
そして自然にそれらを吸収し、さらに次の世代に繋げていく。
本当に素晴らしいと思いました。
そして、ボクはその次に繋げていけるようなおこないをしてるだろうか?とこんな風に考えているわけです。
オーダーメイドの世界では深刻な後継者不足が危険水域を超えています。
人だけではなく、マシン(ミシン等)ももはや昔と同等のものは手に入らない状況になっています。
なんでも簡略化、自動化、いつでもどこでもなんでも出来る時代だからこそ、そこにある本質的なあり方をどのようにして継承させていけるのか。
デジタルには判別できない、心の部分を繋げられないか。
ちょっとばかり無理くり話を繋げてしまいましたけど(苦笑)
これはあながち笑ってもいられないのではないでしょうか。
連続出張をしていて思ったのは概ねそんなことです。
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