ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
実は今月末に引越しをするためにコツコツと準備をしていました。
なかなか時間が作れないという言い訳をしないために、前もって事前に少しずつ進めてきましたが、ようやくある程度整理がついてきました。
元々引越しすることは一年以上前から決めていたことなんですけどね(苦笑)
ボクは日頃から、セミナーやこのブログでも断捨離が大切です、と何度も何度もお伝えしてきています。
改めて、自分で実際に引越しというイベントに直面してそれが大事なんだって思うのです。
- ボク達は実はモノ凄い物質世界に身を置いている
モノをなるべく持たないようにしようと思って今の生活をしていたのですが、改めてそのモノの多さにビックリしました。
あれやこれやと出てきます。
普段習慣化した生活をしていると、当然同じような行動パターンになっていきます。
すると実はその生活パターンでは、ほとんど使うことすらなくなっていくモノが案外多くなっていきます。
ほんの数年前までは使っていたモノが、視界に入らないってこと。
そこにあるにも関わらず、気にならなくなって放置しているのです。
そんなモノが結構あるものです。
そんなモノを改めてひっぱりだすわけです。
そこには、実はとても大切なモノであったり、使わないけど放置していることを自覚しているモノであったり、そこのあるのにもはや視野に入ってなかったモノであったり、もう記憶から抜け落ちていてなんだっけ?というようなモノであったり、などなど。
実に多くのモノが溢れていました。
ボクのようになるべくモノを持たないようにしているにも関わらずそう感じるのですから、長年住み続けている人にはどれほどのモノがあるのか想像するにたやすいかと。
ボク達は本当にモノ凄い物質世界に身を置いているということ。
これほどモノが溢れているという現実を、あまりにも多くのモノに触れていることが当たり前になりすぎてしまい気づいていないんじゃないかと。
おそらく人類の歴史の中で、これほどモノが溢れている時代はかつてなかったのではないかと思うのです。
モノだけじゃない、コトもそう。
ありとあらゆるモノコトといった物質から、デジタル、アナログに関わらず情報が溢れかえり、その恩恵を享受していることを忘れているのではないかな。
- 今ある当たり前のモノにもう少し感謝してもいいのかなと
取っておくモノ、大量に処分することになったモノ、どちらにも思い出があり大切なモノ達です。
そういった思い出そのものを改めて記憶として留めておき、それを所有出来たことに感謝しておこうと思うのです。
今回かなり手放すモノが結構あって、スッキリしたと思う反面なにか一抹の寂しさも感じます。
しかしながら、何かを手放さなければ、新しい何かは手に入らないというこの自然の摂理だと思っているこの真理から考えれば、自分の決断は正しかったんだろうと自分で納得させています。
今回引越しを通して改めて自分を見直すいいきっかけになりました。
えっと、自宅を引越すのであって、恵比寿のスタジオはもちろんそのままですからね!
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