ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
至急!今使っているベルトを確認してください!
街を見かけるとほとんどの人がシャツとパンツだけでお仕事をされています。
夏ですから、それでいいと思います。
仕立屋さん的には、ホントはジャケットも必要だと言いたいんですけどね。
ただ現実的にはシャツ+パンツなので、そこで一度確認して欲しいことがあります。
ベルト!
今年パンツを新調された人もいらっしゃるでしょう。
今どきのパンツにされている人も多いでしょう。
毎年パンツのスペックは既製品でも改良されていて、微妙にシルエット、履き心地は変化しているはずです。
しかし!
ベルトを合わせて新調していますか?
ココはとても重要なのです。
まずは今まさに使っているベルトをマジマジと確認してみてください。
毎日使っているそのベルト。
クローゼットから取り出して毎日使っていると結構気づかないのが傷み具合。
かなりの確率でボロボロのベルトをしている人を見かけます。
ひび割れ、変色、退色、下手するとベルトの穴が裂けている人までいらっしゃいます。
流石に穴が広がっているベルトは気づいているはずですが、ひび割れとか結構自分では気づいていない場合が多いのではないでしょうか?
結構目立ちます。
非常に目立ちます。
それともう一つ。
新しいパンツの腰位置とベルトの穴の位置が合っていない人がとても多い。
ずっと使い続けているベルトの穴の位置で履いていたパンツと現代のパンツの本来の合わせるベルトの穴の位置は違います。
本当に違うのです。
そのパンツそのものの腰位置が違うのです。
ありていに言えば腰位置は下がっているはずです。
股上が浅いとも言います。
それに合わせたウエストサイズで設定して作られています。
しかしながら、昔のサイズのままのそのベルトでは穴の位置がズレてしまうのですね。
だから、ベルトだけがループの上に飛び出すようにして絞っているような人がすごく多い。
自分は違うと思っている人ほどそうなっています。
または、無理やりグイグイとパンツを引っ張り上げていますから、お尻が食い込んでいるはずです。
鏡で確認してみてください。
果たしてその鏡で見た時に合っているか?
いざ真実を知ることは怖いと思うかもしれませんけど・・・
ベルトはあくまでも添えるモノです。
ビジネスでつかうドレスベルトは絞ることを目的としていません。
ウエストサイズが合っているパンツにそっと寄り添うように合わせるアクセサリーのような存在だと思ってください。
作業着のように絞り上げるという概念を取り払ってみましょう。
それを気づいたとき、めちゃくちゃカッコいい自分がいることに気づくはずですよ。
少しでもカッコよくありたいのであれば、実践してみてください。
そして、どうしてもそのベルトの位置を変えたくないのであれば、その位置にあったパンツを購入しましょう。
パンツが気に入っているならば、ベルトを新調してみるのをオススメします。
まだまだシャツ+パンツでいる季節が続きます。
これだけで、たったこれだけで成績が、評価が変わってくるはずですよ!
さあ、見直しましょうね!
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