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夏休みを久々にとって思ったこと アパレル業界の真面目なお話

ターナー(土方)です。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

久々にお休みを取りました。

連休で頂きました。

おかげさまでお休みを取ることが出来なくなっているってとってもうれしい状態なんです。

でも、流石にお休みが欲しいんですよね。

そもそも、ボクの最優先は家族をしあわせにすることなんですから。

家族をしあわせに出来ないようでは、ボクに関わるすべての人をしあわせになんて出来ないでしょう?

 

ということで、お休み中はずっと大型商業施設にかみさんをお買い物に連れていってました。

結局ボクの場合は、アパレル業界の端くれとして、結局仕事目線でずっと見て回ってました。

というより小売店ベースとしてかな。

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某大手財閥系の大型商業施設

ずっと2日間見て回って、色々と気づきがありました。

今日は真面目に行きますよ。

小売店の人向けの話です。

 

  • これだけあるのに何もない!

これかみさんに言われたことなんです。

確かに、メンズ、レディス共に商業施設をグルグルと見渡しても、ほとんど同じにしか見えない。

コモディティ化(同質化)が極限まで達してしまっていると思われるアパレルにおいては本当にそう思います。

また、自ら同質化を望んでいるかの如く、わざわざ同じような見分けのつかないお店にしている、またあえてそうして出店しているとしか思えないお店が多いですよね。

ぶっちゃけ、看板入れ替えても、成立してしまうんじゃないか?ホントにそう思うのです。

だから、そこで買う理由が見当たらないのです。

 

  • だったらユニクロ行くよね?

そう、結局じゃあ安定のユニクロでいいんじゃね?って話になっちゃうんですよね。

GUは流石にどうかと思いますけど、ユニクロの質は確かに悪くない。

凄まじい企業努力だと思いますよ。

そして、キチンとした、商品のプレゼンテーションをしています。

 

  • 看板立てて、商品並べても選んではくれない

先ほども言いましたけど、ただ看板出して、商品並べても選ばれないはずです。

だって、隣でも同じような商品を同じように並べているんですから。

ホント看板差し替えても気付かないんじゃないかって思うくらい同じに見えます。

そして、セールなのはわかるけど、OFFの案内ばっかりなのも同じ。

凄いところは80%OFFとかやってる。それもどうかと思いますけどね。

定価の信頼を自ら失っているとしか思えないけど。。

お店のスタッフさんもセールの案内ばっかりで大変そうです。

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セールの目的は在庫の消化が目的なのでしょうか?

それもみな同じなんですよね。

 

  • VMDもみんな同じなんです

VMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)と言います。

ちょっと専門用語です。

簡単に言うと、お店の見栄えを良くして、売り上げを伸ばそうって仕組みのことですね。

これもどこも同じに見えるんです。

ダメなところなんて無いんですよ。

どこも一生懸命に入口のVP(ヴィジュアルプレゼンテーション)やPP(ポイントプレゼンテーション)のDP(ディスプレイ)をキレイに演出しているように感じます。

そこから、わかりやすくコーナー陳列して見つけやすいようにしているのもみんなやっている。

もう、やり方としてはみんな完成していると思います。

 

  • では、なぜこれだけあるのに何もないと感じるのか?

買いたい人の心理とリンクしてないはずです。

今回2日間商業施設をグルグル回ってよくわかりました。

お客さま自身が何を買っていいかわからないんです。

本当は新しいお洋服を欲しいんだけど、何を買っていいのかわからないんです。

大量生産、大量消費時代ではVMDを基本通りにやっていればそこそこ売れていたでしょうし、チェーンストア理論で言えば、どのお店も同じにしなければならないっていうルールもあるでしょう。

でも、もうどこも同じように陳列しても響かないんです。

むしろ迷わせているだけな気がします。

だってマネキン、トルソーにキレイに着せ付けして、関連商品をわかりやすく並べているだけでしょう?

そんなどこも同じことしているようなことでは見回るだけで買わないでしょう。

それを購入する理由を伝えることが必要ではないですか?

 

  • ユニクロはちゃんとそれを伝えている

定番商品であってもユニクロはキチンとモデル写真とわかりやすい文字を使って伝えています。

シンプルだけど、あれはとても有効じゃないですか?

これだけ同質化した時代だと、なかなか対面販売で確実に購買決定まで到達するって至難の業だと思うのです。

スタッフの消耗も激しいでしょうし、決まらない理由をスタッフに押し付けてはいけない。

 

  • ものすごく絞り込んで、わかりやすく伝える

POPでものすごく絞り込んで、絞り込んで、とことんパーソナルプロファイルをしたPOPでわかりやすく伝えることが大事じゃないですか?

これ、メチャクチャ大事でしょ!?すっごい大切なこと言ってるでしょう!?

出来ていると思いこんでるかもしれないけど、どこもまったく出来ていないのです。

だって散々見てそう判断したから。

特に女性のお買い物って、何考えているかわからないじゃないですか。(失礼な言い方かもしれないけど)

本人がそもそもわかっていないんだから、そのストーリーをしっかり伝えるようにしないとただの景色と同じになってしまいます。

そのストーリーに共感してくれないと、興味すらもってくれないでしょう?

それを伝えるような文字、画像、スタッフのコメント、例えば、こんな日とこんな時にこういう悩んでいる時に、これを着たらメチャ上手く行きました!とかね。

あとはお客さまが、脳内でストーリーを解釈し始めて、その商品がその他大勢から特別な商品に変わるんじゃないかな。

スタッフさんの話に共感してくれるんじゃないかな?

 

  • そろそろまとめ

休みと言いつつ、アツく語ってしまいました。

だってアパレル業界にいる者としては真面目にヤバイと本気で思うからね。

もう今までのルール通りにやっていても売れないですよ!

間違いないです。

そのただ一つの商品を、たった一人の為に、その迷って困っている大切な一人の為に、わかりやすくストーリーを組み立てて伝えてあげてください。

色とか、組み合わせのコツとか、その一つの組み合わせで、安心なんですよとヴィジュアルと文字とスタッフの言葉を添えてPOPで表現する。

たったそれだけで、その他大勢から、特別な存在にあっという間に変われると思います。

 

久々の連休で思ったのは概ねそんなことです。

ボクもいい勉強になりました!

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土方 洋
「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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