ターナー(土方)です。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
スーツの仕立ての他にシャツのオーダーもしています。
シーズンだからというのもありますが、シャツのご注文がとっても多いです。
ボクがシャツシャツシャツシャツ・・・と叫んでいたからだと思うんですけどね(苦笑)
そのシャツもここ数年でずいぶん変化しています。
シャツなんて同じじゃ・・・ないんですよ!
クールビズと言う言葉事態が廃れて、陳腐な響きに変わってきているのと合せて、シャツそのものも変化しています。
ボタンダウン、デュエボットーニ、トレボットーニ、エリ裏の加飾、2枚エリ、カラーボタンとカラーボタンホール、身頃のテープ張り等々、一時期なんでも装飾の派手なシャツが多くありましたが、最近はすっかり鳴りを潜めてしまいました。
シンプルな王道のシャツに戻ってきています。
いい流れですね。
その中でも、エリ型はやはりノータイでもイケる、またジャケットのシルエットも変化していますから、それに合わせやすく、バランスがとても良いホリゾンタルカラー(カッタウェイ)が多くなりました。
ボクもずっとそれを発信しているでしょう?
もうほとんどがこのカラーになっているといってもいいくらいにご注文頂いてます。
というよりボクが指定している・・・
でも、このクレリックカラー、シンプルだけど変化をつけることも出来るのですよ。
例えばこんな方法があります↓
![IMG_5833](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_5833-1024x768.jpg)
わかるかな?
同じカッタウェイというカラーですけど、衿を白くするクレリック仕様にするというもの。
ちなみに袖口も白くしますよ。
![IMG_5835](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_5835-1024x768.jpg)
これが基本の共生地仕様です。
![IMG_5834](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_5834-1024x768.jpg)
これがクレリックカラーです。
まったく同素材で作られたシャツですけど、雰囲気は変わるのがおわかりいただけるでしょうか?
どっちがいい悪いはありませんので、これは好みで選んでもらって大丈夫です。
どっちもいい感じです。
ちなみにこの「クレリックカラー」という呼び名は、和製英語なのです。
英語圏では通じませんよ。
正式には「ホワイトカラードシャツ」と呼びます。
ま、日本ではクレリックカラーで十分ですけどね。
飲み屋でウンチク使いたい時にどうぞ。
さて、みなさんはどちらのエリが好きですか?
![](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2015/09/hijikata-150x150.jpg)
![](https://cocoasso.com/wp-content/uploads/2015/09/hijikata-150x150.jpg)
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