ターナー(土方)です。
創業してから1年が過ぎました。
今までに先達の皆さんが通ってきた道であり、これから独立起業を目指す人が辿るであろう道。
経験してきたことを振り返ってみた。
まず、休みと言う概念がない。
基本24時間ずっとオンしっぱなし。オフというものがない。
実際に物理的な休みはほとんどとっていないですし、たまに物理的な休みを取りますが、頭の中はオフにならない。
常に仕事脳が働いて、これは休まることがない。
サラリーマン時代のオンオフを使い分けるとか、ワークライフバランスとか、有給消化とか・・・
そんなものはありません。
ボクは物販をお仕事にしています。黙っていても収入が入るような不労所得なんてないわけです。
だから24時間スイッチは入りっぱなしです。
これは、色々な場面でお話をお伺いするあらゆる業種の独立されている方も同じようです。
ずっと思考している。
これは当たり前のことなんですね。
では、これは苦行、苦痛なのか?という問題。
ボクは、まったく苦にならない。
むしろ楽しくてしょうがない。
だって、好きなコトをしているのですから。
24時間好きなコトに取り組めることほどしあわせで楽しいことはないです。
イヤイヤでダルダルで仕事している、ないし仕事だからしょうがないって下がりきったモチベーションで、自分にウソをついて無理やりストレス抱えて仕事をしてないってこと。
この差はとても大きい!
本当に大きいです!
もし起業するなら、好きなコトを仕事に取り入れてみましょう。
単に儲かるからとか、ラクして収入をえられるとかで判断すると、そのうち仕事を義務として捉えちゃうと思います。
やらないといけないっていう思考が一番苦しく感じると思いますから。
早く解放されたいっていう程度の仕事なら、独立しないほうがいいでしょうね。
確実に収入があるならそこに所属していたほうがいいはず。
つぎに、
孤独であること。
すべての決断は自分でするのです。
他の誰のせいでもない。
その決断し行動した結果に対する責任はすべて自分に跳ね返ってくるということ。
常に孤独であることを、受け入れることが出来るのか?
独りぼっちが好きになら、これほど快適な環境はないでしょう。
ボクは一人で仕事をすることがまったく苦にならない(苦笑)
逆に、なんにも自分で決められない、また何に対しても自己保身の言い訳や責任を擦り付けてきた人にはまずムリです。
手柄は自分のモノ、責任は他人にある、リスクは取らずにウマミだけ手に入れるようなことは出来ないし、しようとしても上手くいくことはないでしょう。
誰からも相手にされなくなって、本当に孤立していくはずです。
すべからく孤独であること、これをいかに楽しめるかってこと。
そして、
一年を通して実感したのは、世界は広いってこと。
実に広い。
いかに自分が狭い世界だけで生きていたかがわかります。
自分の知らない世界、そしてその知らない世界で頑張っている人がなんと多いことか!
「井の中の蛙大海を知らず」
この意味が本当にわかりました。
ボクは仕事柄様々なご職業、お立場、環境でお仕事をされている人とのお出会いが多いです。
そのお一人お一人の想いや情熱がすごく伝わってくる。
ダイレクトに自分の心に響く。
ボクも一経営者としての立場になり、共感すること、勉強になることが本当に多いです。
これは生活が守られたサラリーマンでは、同じ感覚は得られませんでした。
ですから、会社の看板に守られていることに自覚が無い人はやはり無理でしょう。
自分という個人がブランドであり、看板であるがゆえに、いかに自分が小さいがわかります。
ボクはそんな変なこだわりはすべて捨てちゃったんで、実に快適なんですけどね。
そんな重さがない、自分の器を俯瞰で見る。そして、
「足るを知る」
これを定期的に見直しているので、この広大な世界を楽しんでいます。
これから起業するならば、
まず、自分が楽しめるコト、24時間打ち込んで、のめり込んでしまうこと、飽きが来ることなく大好きなコトを仕事に取り入れてみてください。
そして、本当の自由を、それこそいつ仕事をしてもいいし、しなくてもいい、すべての責任を自分で取ることが出来ることの楽しさ。
孤独であることを楽しみましょう。
ボクは好きなコトを好きなだけ仕事に出来る、今が本当にしわあせで、充実しています。
一年を振り返って、起業とは?を考えて思うのは概ねそんなところです。
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