こんにちは
スタジオ ココアッソ
代表の土方です
最近違和感を覚えるビジネス思考
時間をなんでもお金で計算すること
高度成長化時代のアメリカナイズされた思考のような気がするんです。
たとえば、某マッキンゼー出身のコンサルの人。
なぜ通勤に1時間かけるのか?それなら晴海あたりに住んで通勤時間30分にしてその30分仕事すればどうなるかと未だに説いている。
その人の時給換算で1時間5,000円だとすると、2,500円の生産性が損なわれていると。
どうなんでしょうね?ってこと。
そんなに時間=お金なんでしょうかね?
確かに分刻みでスケジュールが埋まっている人はいる。
ものすごく忙しい人、凄まじい立場の人、毎日勝負かけてる人、
すごいです。マネ出来ない。もうマネもしたくもない。
そもそもものすごく忙しい人は既に晴海あたりに住んでらっしゃるんじゃないでしょうか?
人それぞれですが、通勤時間を1時間かけてる人にはそれなりの意味があると思うのです。
お金で計算出来ない部分がある。
人は感情がある生き物、マシーンじゃない。
マシーンとして働くことは出来ますが、永久機関としては働けない。
はたしてその先に何が待っているんでしょうね。
人生において仕事がすべてではないですが、ほぼすべてって感じなんでしょう。普通はね。
その時間を命削って戦うことに違和感を覚えるってことを言いたいわけです。
時代が変化してると感じる。
わたしも経営者なので、オンとオフという概念ではもう割り切れない、ある意味ずっとオン状態です。
でも、なんでもかんでも時間=お金という概念の外にいるから苦じゃないですけどね。
スイッチ入りっぱなしだけど、好きなコトしてるから、すごく楽しい。
本当にありがたいことです。
話少し戻しますが、朝30分時間短縮して職場に行った人がその30分で時給換算で2,500円稼げるのでしょうか?
主に現場で最前線で稼いでいる人は十分に価値があるかと思います。
では、役員クラスの人は?
朝30分早く来て何してるの?
日報、週報、月報見てるの?朝の段取り組んでるの?会議してるの?お金稼ぐことしてるの?
そもそも当たり前じゃない。
一般論として、最前線の現場スタッフより当然時給は高いはずです。
でも、どうなのかなと。
また、今やどこでも仕事が出来る時代、
情報インフラがしっかりしてるから、職場にいる必要すらないのではないかと。
まとめ
時間=お金
はすでに破綻してるんじゃないかと思うわけです。
もちろん現場があるお仕事はありますから、体壊さないように頑張ることは大事ですよ。
特に若いうちは多少無理して経験値積んだほうがいいというのが持論ですから。(ブラックを推奨してるわけじゃない)
しかし、その人がそこにいる価値が見いだせないのにそこにいても仕方ないんじゃないかと思うわけです。
ちょっと過激な表現ですがね。
凄まじく進化してる時代、
働き方、仕事観を変化させていかないとね。
ダーウィンが進化論で言っていたと思っていたけど、実は後付の誰かの創作の警語
でもいい言葉。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」
最新記事 by 土方 洋 (全て見る)
- コーヒーではなく珈琲という文化が日本にはある - 2024年11月24日
- 2025年問題って意識されていますか? - 2024年11月23日
- 新年をどのようなスーツで迎えるのがよいでしょうか? - 2024年11月22日
- コンパクトな臼引き電動コーヒーミルが超絶オススメ! - 2024年11月21日
- フランネルの季節がやってきましたね! - 2024年11月20日