土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

カシミア

その昔は繊維の宝石と呼ばれたとても上質な素材です。

ウール（羊毛）とは違った繊細で柔らかな風合いが特徴です。

このカシミアはヤギのから採取されます。

ウールと違って年に一回だけ冬毛が生え変わる直前に刈り取るのではなく梳いて採取します。

ですから一頭当たりから採れる量はウールとは比べ物にならないくらいに少ないのです。

しかもこのヤギさんはなかなかにデリケートでして寒すぎると剛毛になってしまうし、暖かいと生えてこないのでそのバランスの良い気候で育てる必要があるのです。

とても手間がかかるからこそ宝石なんですね。

そのカシミア素材を使った縮絨生地でジャケットを仕立てる。

これほど幸せを感じる一着は存在しないでしょう。

元々が上質でかなりその繊維そのものが繊細なカシミアの特徴を最大限に発揮させるのはこの縮絨した生地がベストといえるでしょう。

これはスベリの良い生地と同じ織物ですが、織り上げたあとに意図的に縮める加工を施します。

そうすることで織物がぎゅっと詰まって暖かい空気を逃さなくなります。

そしてさらにそこから毛並みを整えてこの滑らかで艶のある生地にしていきます。

非常に手間をかけているのです。

そんなカシミア生地を贅沢に使ったジャケットはまさに至福のひと時を過ごすにふさわしい一着と言えます。

ちょっと寒いオープンテラスで暖かいコーヒーを楽しむときにこのジャケットがピッタリくるでしょう。

コートではない状況で暖かさと上品さを演出することが出来る一着。

着る人とその周りにいる人も暖かくしてくれる一着。

誰もが羽織ることはないし、所有することはないからこそのこの価値。

そのオーナーになってみませんか？

何気ない日常がとびきりのひとときになることでしょう。

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土方 洋

「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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