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正統派がむしろカッコ良い時代ですよ

土方洋(ヒジカタヒロシ)ニックネームのターナーです。

ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。

スーツという言葉は同じでも、そのスタイルやシルエットは時代によって大きく異なります。

その時代によってそのカッコよさであったり存在感の価値基準は異なるということです。

服飾とは文化そのものですから、その中の一つであるスーツも変化していくということですね。

そこで今はどんなスーツが好まれるのか?というお話であり、タイトルです。

 

  • 正統派がカッコ良く見える時代

今年は2023年です。

ミレニアム時代に入ってすでに23年経っています。

この期間だけでも随分変化しているのです。

意識していないと気が付かないかもしれません。

人間は興味がないと視界に入らないという特性を持った生き物ですから。

気が付く人は実践していますが、今現代の最新の流れが正統派回帰です。

ジャケットの着丈が短いとかラペルは太いとか、パンツが細いだの太いだのという流れがすっかり一巡しました。

そして振り出しに戻ってきました。

人間というボディに一番理にかなった状態の形が正統派です。

人体は彫刻ではありません。

関節があって、そして動きます。

それら可動域に対して過度に負荷がかからないかつ、正しい姿勢が一番快適に感じるように体に添うシルエットのことを差します。

ピタピタ過ぎて常にヒップが飛び出している、パンツの丈からくるぶしがいつも見えている、または長すぎてクシャクシャになっているなどはバランスがとれていませんよね。

スマートフォン、その中でもiPhoneという文化が幅を利かせ始めたころにはブルゾンのようなジャケットスタイルも派生で生み出されていきました。

確かに快適ですが、ではそれで宮中晩餐会に出席できますか?と問われれば不可能です。

それら時代の過渡期に様々な新しい文化と共にスーツスタイルも派生してきたうえで、それが巡り巡って正統派に戻ってきたというのが今ですね。

これからのスーツは派手にする必要もなく、かと言って地味にする必要もなく、本来スーツに何を求めているのかという本質から導き出された形に戻ってきました。

新しく新調されるなら迷うことなく正統派を選びましょう。

それが時代からカッコよく見えるスタイルに移りますよ!

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「私の役割は、オーダースーツによって自信をつけていただき、成績をあげていただくこと」 をミッションに掲げ2014年11月創業する。 独自の採寸には定評があり、また圧倒的な提案力でその人の魅力を最大限に引き出すことに全力で取り組んでいる。 土方が生み出すスーツは、スペックやブランド至上主義のオーダー業界とは一線を引く、「体験」を売る独自の手法をとる。 オーダーをすることの工程そのものを楽しむことから始まり、完成してからも楽しめるのが特徴。 ココアッソは手間のかかるオーダー屋です。そのかわりに、あなたの気分がよくなる、あなたの成績がよくなる、あなたの評価がよくなる、そんな一着を仕立てる。を口癖にしている。

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