土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
サファリジャケット
ご存知の方も多いことかと思いますのこのジャケットをココアッソではお仕立てすることが可能です。
今回いつもお世話になっておりますAさまより画像の公開の許可を頂きまして、ご紹介いたします。
- アフリカを駆け抜ける為のジャケット
もう名前の通りで、1800年代後半にサファリ（草原）で使えるように開発されたのがサファリジャケットです。
アウトドアで活用をする前提ですのでポケットや動きやすさ、当時物としては腰ベルトや肩章（エポーレット）などが装備しておあり、実用性と立場を表すような構造をしていました。
WW2が終わり1950年以降になるとファッションの中にも登場し始めます。
有名なのが3代目ジェームズボンドが映画で着ていたのをご存知でしょうか？
ググれば画像が出てきます。
ロジャームーア、カッコ良いですから。
そんなサファリジャケットもオーダーメイドが可能です。
自分の好みの生地、カスタマイズを施した世界に一着だけのサファリジャケットです。
もちろんブルゾン屋さんのジャケットではなく、真面目な仕立屋が作るモノですからちゃんとしてます。
文字通り正統派の一着になりますよ！
今回の仕様は腰ベルトレスにして、背面腰に当て布のみを施し絞りを利かせています。
通常は絞り利かせずにベルトで絞るスタイルが多いはずですが、この方がカッコ良いですよね！？
胸及び腰ポケットにはプリーツとマチ、フラップを装備していますが、基本は使わない方方向がおススメです。
裏仕様は大身返し仕様で芯地を外し、サファリジャケットらしく軽くしています。
などなど他にも色々と調整をしている渾身の一着に仕上がりました。
ちなみにAさまは遠方にいらっしゃるのですべてオンライン上にやり取りをさせて頂き作成しております。
ですから着用姿を直に拝見出来ないのが寂しい限りではありますが、気に入っていただけて良かったです！
サファリジャケットは万人向けではないでしょう。
そしてどこにもであるわけでもなく、手に入れるのはなかなか難しいかと思います。
もし見つけても自分の思うようなデザインやシルエットではない場合が多いのではないでしょうか。
オーダーメイドですとその選択肢は一気に広がります。
アフリカ大陸に赴かなくても、サファリを駆け抜ける気分を味わえるジャケット。
一枚お手元にお持ちいただくのはいかがでしょうか？
おススメです。
ココアッソは予約制のスタジオで安心してゆっくりとオーダーメイドの世界をお楽しみいただけるようにしております。
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