土方洋（ヒジカタヒロシ）ニックネームのターナーです。
ボクは恵比寿で営業支援スーツというオーダーメイドスーツの仕立屋をしています。
綺麗なシルエットでありながら極限まで快適を追求したリラックスジャケット
ようやく完成致しましたので、ご紹介。
着用ストレスから解放され、一日中過ごしていても疲れ知らずな快適ジャケット。
- オーダーメイドの真髄はビタビタがゴールではない
仕立屋にとってどこをゴールにするか？
この答えを探求する事が仕立屋たる意味を持ちまして、全国に数多いらっしゃる同業者は日夜研究を重ねています。
どこかで止まってしまうところもありますけども。
服飾は文化というのがボクの根本にありますので、ボクにとってゴールは到達出来ない目標です。
それでも方向性のひとつの区切りとなる所があります。
それを形にしていく。
そのひとつが、ビタビタがゴールではないという方向です。
オーダーメイドにとって極限にまで研ぎ澄まされたシャープなシルエットも求めていますが、それだけが世界ではないというのがボクのスタンスですね。
目指しているゴールはひとつである必要はありませんから。
その答えを求めて続けて結構良い感じに仕上がりました。
見るからに快適そうな雰囲気が出ていると思いませんか？
今回仕様している生地はハリソンズのインディゴというコレクション、軽く色合いも最高です。
ベストの釦はいくつでも作成出来ますが、ボクとしては5釦のバランスがおススメでしょうか。
- ボクが着たい為に開発
ボクがボクの為に開発し続けているモデルがあります。
ターナースペシャルカットモデル
なで肩で前肩でしかもやや反身気味なボクはまず既製品で納得する形には出会えません。
そして、それはオーダーメイドであっても同じ。
実は難しいんですよ。
この骨格、体型は。
なんとなく合っているかなレベルならそこそこ存在していますし、ただのパターンメイドでも補正を加えてそれっぽい感じには出来る。
それがダメではありませんが、ボクはどうしても納得出来ない。
なで肩で前肩なボクが真に快適と感じる一着が欲しい。
このモデルは毎年改良を重ねておりまして、さらに良い感じに仕上がっております。
そしてこのモデルのポイントは上記にも書きましたが、ビタビタで仕上げていないということ。
そうオーダーメイド=スキのないピッタリスタイルをイメージするかと思いますが、これはちょっと違います。
余裕を持たせてあります。
かと言ってダボダボでもないし、ただサイズが合っていないということでもありません。
体にフィットしながらもリラックス出来るようにしています。
シルエットもキレイにしつつ、快適でもある。
この二律背反する要素を形にしていく。
この方向を目指しているのがこのターナースペシャルカットモデルですね。
ただの快適ジャケットとは違うどこにもアタリ感がない快適なフィット感はボクと同じお悩みの方でしたらもう過去には戻れない位に感動されるはず・・・
もちろん真面目に作成しているからこそのシルエットと随所に手抜きをせずの作り込み。
ピッタリフィットさせるだけがオーダーメイドではないという、ボクがボク為に研究してきたモデルです。
もし同じようになで肩で前肩でしっくり着たことが無いというお悩みをお持ちでいらっしゃいましたら、お試しいただきたいモデルです。
また過剰なフィット感を追求しているスーツやジャケットではない方向をお探しでしたら、おススメです。
ただし、イカリ肩体型の人には合わせにくいモデルではあります。
その場合はもちろん合わせて作成もしておりますのでご安心くださいね。
ぜひ今年は快適なジャケットライフを送って頂きたい。
カッコ良く、そしてハイパフォーマーとして活躍してもらいたい。
ターナースペシャルカットモデル、いかがでしょうか？
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